先日、住宅の完成検査がありました。
以前書いたトップライトのあるお宅です。
フラット35の借り入れを行なっているため、一緒にその検査もしました。
建築基準法の完了検査は、文字通り建築基準法に適合しているか検査するので、例えば玄関ポーチが無くても検査は通ります。
「家の中にはドロを持ち込んではいけない!」などという基準は無いからです。
しかしフラットの検査は違います。
図面に描かれている商品に対してお金を貸す「金融商品」なので、とにかく描かれているものが全て出来ていなければ検査は通らないのです。
昨日の検査は無事通った(当然です)のですが、検査官との話の中でそのようなことを言われました。
お金の貸し借りに対しては、そこで儲ける人がいるのは古来からある話です。
しかし改めて「金融商品」などと言われると、もっと複雑でお金の儲かるうまい仕組みの中に、住宅建築も巻き込まれているのだなと、ハッとしてしまいました。
そのうまみを当事者が享受できるよう、道筋を付けるのが国の本来の役割だと思うのですが...
もう、そんな場所は無いのでしょうか?
2018年10月23日火曜日
240419 新事業
前回からだいぶ間が空いてしまいました。 正月早々地震があって、今度は中東の雲行きが怪しくなって、そしてまだGW前だというのに、夏のような暑い日が出現しています。 先日、七尾まで足を延ばしてみましたが、大倒壊という感じの建物は少ないものの、まだ道路が結構うねっていたりして、地震の凄...
-
先日、ここで以前も書いた、良い川の近くの別荘の現場調査に行ってきました。 当初は、都市計画区域外だから申請関係必要ないので手間がかからないな!などとタカを括っていたのですが。 フタを開けてみると、国立公園ないの規制やら、敷地の境界線の確認やらで、町場での確認申請とは比べ物にならな...
-
僕が語るまでもなく、近年はネットビジネスツールとしてSNSが主要な位置を占めています。 その中でもInstagramとYouTube、現代のビジネスはこれ無しでは語ることはできないでしょう。 もちろんウチでも、Instagramと、気持ち程度のYouTubeを開設しているのですが...
-
先日東京に行ったのですが、久々(10年ぶりくらい)でノアビルの前を通りました。 故白井晟一さんが設計した、あまりにも有名な建築です。新築してから50年位経っています。 それにもかかわらず、流行とか古さとか全く考える意味のないような、絶対的な存在感で建っていまし...