2024年11月29日金曜日

20241129 豊かな暮らし

先日、昨年竣工したYサン宅を久々で訪ねてきました。


埼玉から山梨に移住されたご夫婦で、桃、ブドウ、野菜など、多分平均的な山梨県人よりも遥かに農業に関わられています。

「現代の農家」をコンセプト?に設計させて頂いたので、そのようなスタイルで家を使い倒して頂いている感じに、設計者としても嬉しい限りでした。





大きな特徴である玄関先の下屋部分の外土間には、収穫した野菜が置いてあったり、柿や大根が干してあったり、農作業が忙しい時期、食事を摂ったテーブルが置いてあったり。

土間と内部の緩衝部分となるバックヤード土間の棚には、野菜や果物のジャムが所せましと並んでいます。

「これならロシアみたいに地下貯蔵庫を作ればよかったですね!」などとお話しすると。奥様は本気で頷いていました。


美味しいコーヒーを頂きながらお話ししてきたのですが、Yさん曰く、「田舎に暮らしている人は豊だよね」だそうです。

都会暮らしにも豊かさはあるのでしょうが、広い家と庭があり、自分で作ったりした野菜などがタダで手に入る場合も多く、空気も景色もキレイだし、水も美味しいし、だそうなのです。

僕も一般的な山梨県人よりは、田舎でしかできないスタイルで生活しているような気がしますが、都会から来た方がそんな事を言われるの聞くと、「まんざらでもないのかな?!」と思います。

自身でも、よりこの場所にあった豊かな暮らしをしたいと思いますし、その入れ物づくりという立場で、これからも皆様のお役に立てるようにしたいと思いました。




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「山梨の理想の家のきまり23への招待」へのご参加
 (毎月第3土曜日7:00〜 参加費1000円/組(朝食付き)(ZOOM参加も可能です)

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2024年11月27日水曜日

241127 気になること2

ちょっと期間が空いてしまいました。

その間に夏が過ぎ、秋が過ぎ、やっと冬らしくなってきました。

前回アナウンスした、自然エネルギー利用事業も始まり、この夏は特に暑い夏でした。

そちらの方はインスタでコマーシャルしていますので、見てみてください。


前回は自然エネルギー事業の事でしたが、その前の確か書きかけだった「気になること」がずっと気になっていました。

そんな訳なので、久々なのですが気になる事を書いてしまおうと思います。

気になるのは、ズバリ近所の二子山です。


まるで2つのピラミッド


僕は初めての敷地を見る時には、昔から高い所からその敷地を観察し、地盤が良さそうだとか水が出やすいとか色々想像し、自身でその敷地の成り立ちと立ち位置を理解するように努めてきました。

最近はGoogleアースがあるので、それも見たりしますが、やはり実際に高い所から見るのは気分も良いし、そんな事をしています。

そのような習慣から、今ではどこに行っても「何故このような地形になっているのか」考えるのが癖になってしまっています。

そこに二子山です。

文字通りオッ◯イのような感じなのですが、僕の今までの地形分析の経験を超えており、何故その様な形をしているのか、どう考えてもその成り立ちが想像できないのです。

その上、斜面がなんかピラミッドみたいにシャープになっているような気もします。

これは、もしかしたらピラミッド的なものなんじゃないのか!

理由が分からないとモヤモヤする性分なので、いつも見るたびにモヤモヤしています。


どなたか、二子山の成り立ちを知っている方がいたら教えて下さい。




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2024年4月19日金曜日

240419 新事業

前回からだいぶ間が空いてしまいました。

正月早々地震があって、今度は中東の雲行きが怪しくなって、そしてまだGW前だというのに、夏のような暑い日が出現しています。


先日、七尾まで足を延ばしてみましたが、大倒壊という感じの建物は少ないものの、まだ道路が結構うねっていたりして、地震の凄まじいエネルギーを感じました。

そこから先に行こうと思っていたのですが、ただでさえ時間のかかる輪島や珠洲まで行き、そこでボランティアをするというのは、まだまだ仕事をしなければならず時間に制約がある身としては、登録とか先方の都合とかで結構ハードルが高い、という事を思い知らされました。

ネットとかで見てみると、輪島や珠洲は、まだ全然手がついていない様子です。

復興に関しては様々な意見があり、実際乗り越えなければならない問題は多いのでしょうが、綺麗な海があるあの地域が、まずはとにかく片付くようにただただ願うばかりです。



ところで、話は変わります。

以前どこかで書いたような気がするのですが、うちの事務所は、太陽光発電と、薪ボイラー、太陽熱温水器を導入したエコ建築です。

太陽光発電はともかく、薪ボイラーと太陽熱温水器は実際に使ってみて、その良さを実感してきました。

それらに、生ゴミをなるべく燃えるゴミに出さないように、コンポストなどの利用を推奨する事を加え、山梨での正しい住まい方を勧める事業を、設計事務所とは別に立ち上げる事にしました。

そんなプランを立て申請したら、補助金も受けられる事になりました。


今まで、家を設計するにあたり様々な事を考えてきたのですが、現代の日本では、田舎でも都会でも同じような住まい方をしています。田舎どころか、国境を越え、南フランスに建っていてもいいような感じの家もあります。

それは、スーパーには一年中キュウリが並び、旬も何も関係なく古今東西の様々な食材で溢れている事と似ていると思うのです。

しかし、実はそれは危うい関係の上に成り立っていて、実際その歯車が少し狂うと、牛乳が無くなったり、レタスが消えたり、実際今も、円高と何かの影響なのでしょうが、オレンジジュースが以上に値上がりしています。


危うい世界の中にあって、山梨の住宅はどのようなものでなければならないか?

その答えの第一歩が、薪ボイラーと太陽熱温水器、そして生ゴミを出さない、なのです。

今まで、僕が設計させて頂いた方には、その様な話をし、幾つか採用して頂いてきたのですが、それはほんの少しでしかありませんでした。

家の建築が必要がない、今までであれば僕との接点が無かった方に対しても、これらを広めるべく、事業化する事にしたのです。


詳しくは追ってご報告します。



富山湾の朝日


250403 座る

僕は、昔からヨガの真似事をしています。 以前はスクールに通ったりしたとこともあったのですが、なかなか時間が合わず、定期的には通っていませんでした。 しかし、年と共に体が硬くなったり、何かとモヤモヤすることがあったりと、ヨガに救いを求めて、また最近通い始めました。 通い始めると言っ...