2020年1月31日金曜日

200131 いいなあ

年度末に向け、あちらこちらで道路工事が原因の渋滞にでくわします。

僕は、渋滞にハマると非常に損した気分になるので、できるだけしそうな時間を避けて行動しているのですが、流石にこの時期は渋滞に巻き込まれてしまう事があります。

「まあ仕方ない」と思っていたら、ちょうど最近気になっていた地元甲州市のワイナリーの工事中の前で車が停まりました。



建物を増築か何かしているのですが、外構工事で石貼りをしているのです。


結構長い塀?で、いい仕事です。


職人さんが結構長い期間作業をしていて、そろそろ完成しそうです。









「石はいいなあ!」


建築の素材として魅力あるのは、木、鉄、石、紙、土だと思うのですが、その中ではやはり石が一番ですね。

ここで何度も書いている故白井晟一さんの石の建築、例えば松濤美術館などは、もうその空間に入っただけでゾクゾクしてしまいます。



なかなか石を使った設計はできないけれど、改めて「石はいいな!」と思うひと時でした。








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2020年1月24日金曜日

200124 アイデア

事業を営んでいる先輩と話す機会がたまにあるのですが、先輩はいつも「アイディア」の話を好みます。

「イシハラ、アイディアの話をしろよ!」などとよく言われます。



僕は若い頃、「建築をするなら、なぜこうなっているのか?自分ならどうするのか?考えろ!」と師匠に言われ続けてきました。

そのおかげか、人間にとって一番大切なのは想像力だと思い、建築以外でも色々想像するのが職業病みたいに身についてしまっています。

でも、先輩に言われているのでから、まだまだだとも言えますが、とにかく「想像力=アイディア」は大切でしょう。



ところで「テキーラ」ってお酒があります。

僕は強いお酒なら「グラッパ」をよく飲むのですが、最近巷では結構飲まれていますよね。


ウチにテキーラはないのでグラッパです


この「テキーラ」、なんかファンキーなイメージがありませんか?でも実は、材料とか製法とか厳密に定められたちゃんとした?お酒なのですよ。

いい加減に作ったのでは「テキーラ」とは名乗れないそうなのです。

僕は、この話を何かで読んで「へーっ、テキーラってちゃんとしたお酒なんだ!」と見直してしまいました。

見直したので飲んでみたのですが、まあ好みでないものは仕方がありません。



ここからいきなり前々々回の「ソウルフード」からの続きになります。



「ほうとう」美味しさに感動し、それからこんなことを考えてみました。

山梨県も、テキーラのように「ほうとう」の基準を厳密に定め、それを満たさないと「ほうとう」と名乗ってはいけないようにしたらどうだろう?



県外の人が「ほうとう」に持つイメージって、多分「太くて平たいうどん。そう言えば、きしめんも平たいな!」位なのではないでしょうか?

そして香川のうどんのように「並んでまでも食べる」ものでは到底ありません。

山梨には、峠の茶屋以外でも美味しい「ほうとう」を食べさせる店はたくさんあるのに、
「香川にできてなぜ山梨にはできないんだ!?」。

僕だって香川で人気の「うどん」を食べたことはあります。確かに美味しかった(そして結構並びました)けれど「ほうとう」がそれに比べて味が劣るとは全く思えません。むしろ美味しいと思います。

「ほうとう」は「きしめん」と並んで「平たいうどん」としての知名度は結構あると思うので、後は本当に美味しい「ほうとう」を提供し、基準化に乗ってコマーシャルすればブレイク間違いなし!


確かに麺類は競合相手が多く激戦区なのですが、きちんと作った「ほうとう」だったら、日本人なら誰が食べてもとても美味しいと感じるはずです。

そして、最近は世界にも日本食が広がってきていますし、手作り味噌の美味しさは外国人にも十分受け入れられるはずです。



本物の「ほうとう」の美味しさが広がり、それを食べに多くの人が山梨を訪れ、最終的には昔のように家の食卓に上がるようになればいいと思います。

そうすれば「ほうとう」は、イタリアのマンマが作ったスパゲティーにも引けを取らない、「山梨のソウルフード」の地位を取り戻せると思うのです。





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2020年1月23日木曜日

200123 ウチとソト

よく聞く話に「人の消化器系統は内か外か?」というのがあります。

この「ウチとソト」、アウトドアリビングとか、土間空間とか、建築でも重要なテーマなのですが、腰掛けてお茶を飲むような縁側があったりするので、日本人の方が「ウチとソト」を上手く使うのは得意なのかもしれません。



ところで、前回載せた写真のヘルシンキ市立図書館はすごい建物でした。

書かずにはいられないほどスゴかったので、書きます。








外観はこんな感じで確かにカッコいいのですが、中がスゴい。








空間構成はこんなイメージです。




2階


2階は人の胃の中のような、そのおかげで3階はウチなのにソトのような空間です。




3階

1階カフェ 奥のソファーの辺り日本ではありえません

密閉的な2階には、ラボや会議室、自習室などがあったりして、この大胆な構造が機能的にもうまく絡み合っています。

僕には想像すらできないような、素晴らしい建築でした。



日本人の方がウチとソトが得意で、人口もGDPもフィンランドよりはるかに多い日本で、この様な建築が無いのはなぜなんだ?と思います。

とにかく、ウチとソトを今まで以上に意識し、このような素晴らしい建築に少しでも近づきたいものです。







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2020年1月22日水曜日

200122 ソウルフード2

前回からの続きです。

地方にはまだまだ、ソウルフード、スローフードが溢れています。

海の幸、山の幸、それらを使ったその地方独自の美味しく、そこに行かなければ食べられない料理がたくさんあります。

僕は、年末に氷見に行ったのですが、そこでは美味しい料理と素晴らしい人との出会いがありました。そして北陸には僕の大好きな「へしこ」もあります。

味噌カツなんてのもソウルフードですよね。



この様に食べ物から考えると、日本はすでに地方の時代なのだと思います。

一番大切な食べ物がそうなのだから、そのほかの文化もそうなっていくのだと、僕は確信しています。



さて前置きが長くなりました。ここから本題です。

お正月に初詣に行ったのですが、帰りに御坂峠旧道の「峠の茶屋」に行ってきました。








富士山が見えるなかなか良い場所です。興味ある方はググっていただきたいのですが、太宰治ゆかりの地でもあるそうです。

ここで「ほうとう」を食べました。それが、それほど豪勢なものが入っているわけでは無いのに、とても旨いのです。

自家製麺と味噌、あと野菜とキノコ。それだけでこれだけ美味しいのかとびっくり。思わず「これこそ山梨のソウルフードや〜!」

思わず彦摩呂さん入ってしまいました。



「ほうとう」は、昔は山梨(僕の家?)では冬場は結構な頻度で食卓に上がっていました。

味噌はおばあちゃんの手作りです。野菜は自家製、麺は母が打って(家庭用の製麺機がありました)いたのですが、僕は子供の頃あまりにも頻度が高かったので「ほうとうが」嫌でした。

僕が、桃とぶどうを食べないのと同じ理由です。

でも、そのソウルは僕の中に染み込んでいたのですね。

大げさでなく、その「ほうとう」を食べた時、子供の頃のワンシーンや、おばあちゃんの事などなどが思い出された様な気がしました。



これからは地方の時代。国には無いソウルが地方にはあります。

食も文化も生活そして建築も、そうなってゆくと確信しています。







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2020年1月21日火曜日

200121 ソウルフード

ヘルシンキを舞台にした「かもめ食堂」という映画があります。

「かもめ食堂」を舞台に、3人の日本人女性が織りなす人間模様、といった感じのホンワカした良い映画であったようか気がします。

そのおかげで、ヘルシンキの「かもめ食堂」のロケ地となったカフェは、日本人女子の客が多いのだとか。



サウナに入った後、冷たい湖に入るのが目的で行ったのと、行ったら行ったでやはりアアルト建築をできるだけ訪ねたいし、アアルト以外にも素晴らしい建築があったので、僕はヘルシンキを訪ねた時「かもめ食堂」には行きませんでした。



素晴らしすぎた国立図書館



「かもめ食堂」の内容は全く覚えていないのですが、ただ一つだけ「日本のソウルフードはおにぎりだ」とのセリフが印象に残っています。当時は「確かにそうだな〜」と思いました。

しかし、今は違うと思います。



ソウルフードとは、文字通り「魂の食べのも」です。

でもコンビニのおにぎりにの出現で、お母さんの時間と想いが詰まったスローフードだったおにぎりが、気軽に食べられるファストフードになってしまったからです。

「じゃあ今の日本のソウルフードは何なんだ?」と考えてみるのですが、思い当たりません。

今の日本は、世界一の美食の街東京と、その対極にある、惣菜、レトルト、インスタント。いずれにしてもソウルフード、スローフードとは程遠い国になってしまっているのです。

お叱りを受けるかもしれませんが、そうだと思いますし、そんな文化がはびこりつつあると思います。



でも、それは国全体のこと。

地方に行けば、ソウルフード、スローフードはまだまだたくさんあります。



次回に続きます。

2020年1月20日月曜日

200120 そろそろ

昨日は基礎コンクリート打ちでした。

以前書いたように、冬季のコンクリート工事はできるだけ避けたいのですが、スケジュール的な事もあり、しかたがありません。

でも、先日も雪にならずに雨が降ったように、いよいよ温暖化の影響でしょう。年が明けてもあまり寒くありません。

今後は、だんだんと夏のコンクリート打ちに気を使わなければならなくなってくる、のではないかと思います。

ちなみに、コンクリートは水分が蒸発して固まるのではないので、夏場の急激な水分の蒸発はコンクリートの硬化にとって良い状態ではないのです。



寒さは、こんな感じなのですが、冬の乾燥はまだ以前と同様です。

異常気象で冬乾燥しなくなり、夏乾燥するようになってきたら、いよいよメチャクチャになってしまいますね。でもありえないとは言えませんよ。怖ろしいですね。



ところで、以前伐ったヒノキの枝付き丸太に、そろそろ手を入れる時期になりました。

剥きにくくなるので、軽く皮を剥いて乾燥さる為に置いておいたのですが、もう少し綺麗にします。



対比で細そうに見える枝ですが 大人がぶら下がってもビクともしません




直径1尺以上もあるヒノキなので、1年やそこらでは乾燥しない事は、薪の乾燥のことを考えれば当然理解できます。しかし、だからと言って10年も寝かす時間もありません。

そして、挽かずにそのまま使うので、今後乾燥が進んでひび割れてくるとは思いますが、反ったり曲がったりという事にはならないので、クリアランスを考慮した納まりにして現場に納めるのです。

ヒノキは、白く輝くような感じがする神々しい木です。

ボリューウムも申し分ないこの2本が建ったらと思うと、今からワクワクします。




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2020年1月19日日曜日

200119 サウナのこと8

サウナのこと7からの続きです。

新事務所に導入した薪ボイラーは、細かく薪割りしなくても長さ80センチ直径20センチくらいのものまで焼べられます。ですから最初は、薪割をそれほどしなくても良いかと簡単に考えていました。


しかしそれ位だと、1年間の乾燥くらいではよく燃えてくれない事がだんだん判ってきました。木の種類にもよりますが、とにかく2年間乾燥させればよく燃えます。


薪の乾燥が不十分で、水分を蒸発させる為に燃焼エネルギーを多く使ってしまえば、暖房熱までエネルギーがまわらないわけです。


導入した薪ボイラーには電動ブロアが付いているので、風を送れば乾燥しきっていないいない薪も燃えてくれますが、ブロアが必要ない位まで炎の勢いを強めればオーバーパワーだし、かと言ってこの丸太をさらに小さく薪割りして完璧に乾燥させるのはめんどくさいし、大きな丸太のまま程よく乾燥させるには時間が掛かりそうだし。


とまあ色々な条件を考えながら、結局できるだけ乾燥させ、燃えなければブロアで風を送ったり、火の勢いに応じて乾燥具合の異なる薪を使い分けています。

理想を言えば、よく乾燥させるのが最良なのですが、気温や時間に応じて、必要な熱を確保するために、薪の大きさと乾燥、そしてブロアの組合わせを考えて「明日の朝は寒そうだから、夜、火の勢いが強いうちに大きいいけれどまだ乾燥か十分でない薪を焼べれば朝方はいい感じになっているだろう」とか、いろいろ考えて効率よく薪を燃やすのは結構面白いものです。


炎を見ながら、「さすがのAIでもこの作業はできないだろう。ってことは、薪を燃やすってのは結構クリエイティブな行為なんだ!」と考えています。




薪を利用して気がついたのですが、薪を熱源として利用するのであれば、薪を割って屋根のある風通しの良い場所でよく乾燥させる、ということは、実は大気の乾燥を利用した自然エネルギー利用になるのです。よく考えるとこれってすごいことです。木を伐って放っておけばよいのですから。




薪を使う事で、もう一つ気がついた事があります。


それは「薪は石油などの化石燃料に比べてエネルギーが小さい」事です。感覚でしか話ができませんが、薪と石油では、石油の方がエネルギー効率はかなり高い感じがします。


そう考えると、薪燃料だけで重工業を賄うなんてことは到底できなさそうです。また、最近流行りのバイオマス発電は、あまり勧められるものではない事が解ります。


仮に石油が全てストップしてしまい、薪燃焼によるバイオマス発電だけでエネルギーを賄うとするならば、あっという間に日本の森林は無くなってしまうのではないでしょう。

次回に続きます






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2020年1月18日土曜日

200118 エネルギー利用

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いきなりですが、明日(もう今日ですが)はモーニングサロンを開催します。

今夜から雪になりそうです。そして、今のところ予約は入っていません。

そうは言っても一応準備はしていますので、いきなりでも構いませんのでぜひお越しください。




いよいよ寒くなり、事務所では、薪ボイラーと太陽熱の循環を利用した暖房と給湯システムが大活躍しています。

どんなシステムになっていて、どれだけ暖かいか?この時期に体感していただくのが一番だと思います。



まずは太陽熱温水器で熱を集め、次の薪ボイラーに流します

2020年1月17日金曜日

200117 持続可能な世界2

前回の続きです。

昨日は地区のどんど焼きでした。

新年の注連飾りを燃やしたり、団子を焼いたり、あと書きぞめを燃やして高く燃え上がると文字が上手くなるとか言われています。

僕は地区の担当で、最初から最後まで火の当番をしてきました。



右の白いのは団子です


もちろん我が家も、取り替えたお札や注連飾りなどなどを燃やしたのですが、最近は注連飾りなどにプラスチックが結構使われています。

そのままだと嫌なので取り外すのですが、そうすると飾りがバラバラになってしまいます。

なんかバチが当たりそうでしたが、どっちがいいかと考えるとやはり外したほうが良いと思うので外しました。



以前書きましたが、超高温で燃やすとプラスチックも無害化されるという説があります。

それならそのまま燃やしてしまえば良いのですが、実際はどうなのでしょうか?

仮に超高温で燃やせばプラスチックの処理は完結するなら、今そこら中で問題になっているプラスチックゴミの問題は、大変だけど、集めて燃やせば解決する事になります。

中途半端にリサイクルなどしないで、プラスチックはどんどん燃やして処理すれば良いのでしょう。

でも、もっと根本はプラスチックをなるべく作らない事です。

しかし、今デスクの周りを見ると、電卓、ペン、ライト、キーボード...、これらが無い世界は想像できません。

僕は建築の素材に、木や金属、石や紙をなるべく使おうと意識しているのですが、完全に無くすことはできません。

でもまあ建築材料でのプラスチックも、解体時にきちんと分別し超高温で焼却すれば良いし、大変だけど海のプラスチックも集めて燃やしましょう。



でも、本当に超高温で燃やせば無害化できるのかな?



もしそうでなければ、プラスチックを発明した時点で人類は破滅への道を歩き始めたという事になります。

とにかく今できることは、安易なリサイクルなどと言ううたい文句に騙されずに、プラスチックの現状と辿り着く先をきちんと知ること、そしてやはり、できるだけプラスチックは使わないことに尽きるのだと思います。

長いスパンで考えると、プラスチックは放射能よりも恐ろしいのかもしれないのですから。





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2020年1月14日火曜日

200114 持続可能な世界

最近SDGsが何かと話題になっています。

「持続可能な開発目標」のことなのですが、発展がこのままずっと続いてゆくという事で、よく考えれば永久機関みたいな話ですね。

掃除は自分ですればいいじゃないか!とか、「もうこれで十分です」的な目標も少しはあってしかるべきなのではないか、と思う今日この頃です。



僕なりに持続可能な世界を考えてみるのですが、仕事柄「自然に返らないモノ」は気分悪くてしょうがありません。

例えば放射能。

半減期が長いので、これは人間的に考えればアウトです。「でも一体半減期って長いのはどれくらいなのか?」と思ってググってみたら、なんとウランの半減期は45億年。

「プルトニウムなどの人造放射能に比べて、自然のモノであるウランの半減期が一番(そしてダントツで)長く、それが地球の年齢である46億年に近いって一体何を意味するのか?

やはり、地球は絶滅して、弥勒菩薩が救ってくれるのは本当なんだ。

とか色々考えさせられますが、そんなことを書いていると、いつまで経っても本題に到達しないので、本題に入ります。

と書いたところで、続きは明日。







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2020年1月11日土曜日

200111 換気扇

先日、クライアントと一緒にメーカーのショールにキッチンを見に行きました。

僕はショールームに行くことはほとんどありません。メーカーのモノを使う場合はショールームの方にお任せすれば間違いないし、オーダーで作るときはショールームに行く必要はないからです。

今回クライアントが「掃除が楽な換気扇」を希望されています。一度「どんな仕組みで楽なのか見にいきたい」と思っていたところだったので、ご一緒したのです。

キッチンからバスまで、スタッフの方の案内でイロイロ見てチョイスしながら、いよいよお目当の「楽な換気扇」の番になりました。

僕は勝手に「自動洗浄」方式だと思っていたのですが、今回のメーカーはその方法を採用していませんでした。

どうやら、「自動洗浄」では返って複雑で面倒になってしまうので、汚れが着きにくい素材と簡単な構造方式で十分いけると判断したようです。

いやー素晴らしい。

しかし、そんなシンプルは考えにしたのなら、換気扇は全部そうなのかと思ったのですが、安いタイプはそうではありません。

楽するのも金次第のようです。でもまあ、クライアントはお目当のそれをもちろんチョイスしたので、めでたしめでたし。



そこでふと、年末掃除した事務所の換気扇を思い出しました。

事務所は、普通の壁付換気扇にステンレスで作ったフードを付けただけの至ってシンプルなモノです。

それなりに油っぽくなるので、今までは掃除も大変でした。しかし、今回の掃除では相棒に強力な助っ人を教えてもらいました。



奥の重曹スプレーもかなり使えますよ



セスキソーダと言うらしいのですが、「激落ちくん」まさに名前に相応しい仕事をしてくれます。

換気扇の羽根の油なんて、冗談みたいに簡単に綺麗になるので、レンジ周りの掃除なんて全く苦にならなくなりました。

セスキのおかげでステンレスフードはピカピカになりました。この充実感は「楽な換気扇」では得られないだろうなと、セスキがあれば僕はこっちでいいかなと思っています。




鏡のようなこの美しい仕上がり 満足!






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2020年1月6日月曜日

200107 山梨の理想の家のきまり23

長いこと引っ張ってきた(忘れていた?)理想の家のきまりが、ついに完結。最後は「拡張性のある家」です。



最近はDYIで家を建てる方も居ますが、まだ大部分が建築業者(僕も含めた)に頼んで家を建てているのが現状ではないでしょうか?

昔の巨匠建築家に設計してもらった家では、花瓶を置くのにも先生にお伺いをたてるなんて話を耳にした事もあります。でも家は、やはりその人に合わせて馴染んでゆくものだと思います。

ビンテージのジーンズのようなものではないでしょうか。

ただし、その為には、最近のファストファッションの安いジーンズが、ビンテージにはならないのと同じように、それにふさわしい、しっかりとした造りでなければなりません。

「拡張性のある」とは、そのような事全てひっくるめての事だと思うのです。



住まい手に合わせて馴染んでゆく為には、自身で意識的に手を加えられるべきでもあります。


ビス現しでも自分でするから許されるのです


事務所なのですが、自分で棚を取り付けて、既成の持ち運びできるスタンドを置きました。充電用の台に下からコンセントからの配線が繋がっています。

有名な持ち運びできるあかり。スリープタイマーがあったりして、これが非常に使い勝手が良いのですが、この棚を付けたことで更に使い勝手が良くなりました。




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240419 新事業

前回からだいぶ間が空いてしまいました。 正月早々地震があって、今度は中東の雲行きが怪しくなって、そしてまだGW前だというのに、夏のような暑い日が出現しています。 先日、七尾まで足を延ばしてみましたが、大倒壊という感じの建物は少ないものの、まだ道路が結構うねっていたりして、地震の凄...