2020年8月16日日曜日

200816 チップの渡し方2

 前回からの続きです。


レイクパレスホテルでのディナーは、ヨーグルトに浸した本場のタンドリーチキンがメインだったような気がするのですが、あまり覚えていません。

そのご夫婦との話の中で、レイクパレスの湖は、王様が避暑の為にわざわざ造らせたものだと教えてもらいました。

確かに、湖のお陰で涼しい風が吹いて来ましたが、「さすがインドの王様は荒っぽいことをするな!」と思ったものです。

ちなみに、避暑地でない王様の宮殿では、窓に簾がかけてあり、召使いが簾の上から少しずつ水をかけ、気化熱で部屋を涼しくしていたそうです。それも24時間ずっとです。

インドの街には何処でも、物乞いの子供が沢山いました。

「そういえばインドはカースト制度があるんだな、昔の水かけ担当の召使いは、今でも水かけ担当なのかな?」とも思ったものです。

その、簾に水を掛けるインドの王様仕込みの暑さ対策は、ローテクであるがゆえに、万一停電などでエアコンが効かなくなった場合、日本でも結構使えそうです。


ディナーもそろそろ終わりに近づく頃、ご主人がウエイターに会計の指示をしました。

ウエイターが小さな革のファイルに挟まれた伝票を持って来て、ご主人が代金分のお札を挟んで渡します。

ウエイターが、数枚のお札と小銭をお釣りとして持って来たのですが、ご主人は一旦そのお釣りを全部受け取り、その後、伝票の挟んであった革のファイルにお札を一枚挟んでウエイターに返したのです。

なんとスマートなチップの渡し方でしょう!

初めての海外旅行で、僕は、どちらかと言えば催促されて「あっ!ゴメンゴメン」みたいな感じでチップを渡していたのですが、このご主人のスマートなチップの渡し方を見たお陰で、それ以降、日本でも他の国でもチップを渡すのが得意になりました。


レイクパレスでの成果は、王様仕込みの暑さ対策とチップの渡し方を教えてもらったことです。

当時、僕の住所とご夫婦の住所を交換しましたがその後はそれっきりです。今ならFBで繋がったり出来るのでしょうが...

香港は今、大きな変革期に差し掛かっています。

「お金持ちそうだったから、香港を脱出してるかな?」とか、このところの強烈な暑さのお陰で、そのご夫婦の事を思い出しています。







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2020年8月12日水曜日

200812 チップの渡し方

年を追うごとに夏が暑くなっています。

強烈な台風も多いし、やっぱり温暖化が進んでいるのでしょうか?

事務所のある山梨県甲州市でも、だんだん夜、気温が下がらなくなってきました。

朝方、熱帯夜である25℃を何とか下回るくらいです。

まだエアコン無しで過ごすことのできる時間はあるのですが、今後どうなるのでしょう?恐ろしいですね。



自然の風を取り入れるにしても、外気温が暑ければ意味無いし、そもそも風が吹かない事もあります。

「エアコンを付ければいいじゃないか!」と思いますが、何かで停電が起きた時の事を考えると、「エアコン無しではこうやって暑さを乗り切る方法」を自分なりに考えておいた方が良いと思う今日この頃です。



断熱性を高めるのはもちろん必要ですが、それは暑さに対してはエアコンがある場合の話です。

原始的な方法から考えると、まず日を避けるのが第一です。

砂漠で生き延びる方法は、昼間は穴を掘って日を避けじっとしていて、夜行動する事だそうです。

次は冷やす事。

風で冷やす事は、前述のようにそもそも風が涼しい場合の話です。そうなると後は水冷しかありません。

直接水シャワーを浴びるのが一番です。


でもシャワーを浴びながら寝るわけにもいきませんので、寝る部屋を冷やすには建物にシャワーを浴びさせれば良いのです。



インドに「レイクパレス」という昔の王宮の建物だったホテルがあります。

湖に浮かんだ島のようなホテルです。


’91!
レイクパレス! ’91!


学生時代インドを一人旅していた時、僕は、そこを訪ねるため電車に乗っていました。

言葉もそこそこしか解らず、でもお金ならあるので、いつも適当に2等車に乗っていたのですが、その日、車掌さんが検札に来て「このチケットでは足りないので追加料金を払え!」ということになってしまいました。

その時、たまたま現金がなかったのです。

インドの人は結構良い加減で、そんな時は持っている物(ある時はビーチサンダルなんて事もありました)をあげその場を収めてもらうなんてことがあったのですが、他の客の手前車掌さんも引けないようです。

トラベラーズチェック(懐かしいですね〜)ならあると言ったのですが、キャッシュでないとダメみたい。

誰かお金かしてくれないかな〜と思いましたが、ここは2等車、ちょっと無理っぽいです。

考えているうちに、乗車する時見かけた日本人夫婦の事を思い出しました。

「そうだ!あの人に借りよう!」


車掌さんに1等車の個室を特定してもらい、そのドアを叩きました。

結局そのご夫婦は香港人でした。今夜はレイクパレスに泊まるのだそうです。

お願いすると、気前よく100ドル位貸してくれ、何とかお金を支払うことができたのです。

僕は、湖畔の安宿(を今から探す)なので、後で返しに来ると言ったら、夕食に誘ってもらいました。

こうやって、ピンチが反転、眺めるだけのつもりでいたレイクパレスでのディナーに変わったのです。



次回に続きます




2020年8月6日木曜日

200806 原爆の日

今日は、広島に原爆が落とされた日です。

原爆の日式典のニュースでやっていましたが、被爆者名簿に名前が連なっている方は36万人くらいになるそうです。




世界各地で気候変動による災害が起こっていますが、それが元による水や食料難。コロナの影響で、自国で生産している食料への輸出規制を掛けている国もあります。

いくら平和が一番と言っても、それらが元で紛争が起こり、大きな戦争になる可能性はないとは言えません。



世界中の人の中で、原爆容認、反対の人も居ます。

容認、反対どちらの人にも、「といあえず原爆資料館を訪ねて下さい。それから話をしましょう!」と言いたい。

もちろん日本人は、全国民強制的に訪ねるような仕組みを作る。

他の国の人には、「原爆資料館を見てから話すのは人類の義務である!」と、原爆資料館を訪ねるツアーを組んで、観光客をバンバン誘致すればいいのではないでしょうか!

もちろんコロナが収まってからですが。






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2020年8月5日水曜日

200805 補助金

コロナの影響で、給付金とか補助金とか最近は色々あります。

そう言ったものを活用して、特に地方は何とか乗り切って行かなければなりません。

人の多い都会では、仮に大きなダメージを受けたとしても、戦後の闇市のように自然発生的に経済が回り出すのですが、地方はそうはいきません。

人口減少問題にコロナがトドメを刺すような形で、もしかすると地方が消滅してしまう恐れがります。

以前も書きましたが、末端である地方が死んでしまえば、本体?に影響が出ないはずはありません。



山梨県もこんなのをやっているそうです。



      



山梨の方は是非利用してもらいたいものです。



でも、国も今後のことを考えるなら、地方でのコロナ対策で新規事業とかの補助金を有利にさせるべきです。

この際、地方での家など建築に関わる行為にもバンバン補助金を出しましょう。

そうすれば都会を離れて地方で起業する人も増えます。

人口密集を避けコロナ対策にもなるし、地域活性化にもつながります。

さらに突っ込んで、若い女性はもっと優遇すれば完璧じゃないですか!



冗談ではなく、それくらいしなければ日本はホント滅びますよ!









2020年8月4日火曜日

20804 槍

前回からの続きです。



原村のストーブハウスさんを訪ねた後、午後から笛吹市の工務店で打合せをしました。

午前中の、「炎から発展して、今日本では道具としての刃物が見直されてきている」という話をしたら。

親方曰く「イヤイヤ、日本刀のある日本の刃物文化は、昔も今も世界一でしょ!」

そう言って奥からコレを持ってきてくれました。






槍ガンナ。

鉄の部分だけ打ってもらい、柄の部分は自分で作ったそうです。

大工さんは刃物をリスペクトしている方が多いのですが、そうは言っても槍ガンナを持っている人に会ったのは3人目です。

こんな感じで引いて使います。



「いやーHさんも好きですね〜」「コレってほとんど槍ですよね」とか「ノミやカンナは研ぐけど、俺も流石にコレは研げないな」とか話しながら、話は戦国時代に至り、改めて日本の刃物文化を再認識しました。



僕は、薪割り道具をホームセンターで買った安いもので済ませ、結構いい加減に使っています。

しかし、今日の出来事がきっかけで「良い刃物を購入し、研ぎながら大切に使ってみよう」と思い始めています。









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2020年7月30日木曜日

200730 炎と刃物

先日、知人に紹介されたストーブ屋さん(の店主のMさん)を訪ねてきました。

長野県の原村(山梨のすぐ近くです)にある、ストーブハウスさん。

八ヶ岳山麓の素晴らしい環境の中で、熱い想いを持ってビジネスされている方です。

炎から広がる様々な話をし、薪ストーブを含めたライフスタイルの提案されているショップを案内していただきました。



その中で興味深かった事があります。

薪ストーブ 関連の商品は今まで日本ではほとんど無かったのですが、このところ薪ストーブや刃物など、炎に関係する製品で日本製の良いものがたくさん出てきているそうなのです。



欧米は日本のように炎の文化を捨てなかったので、昔から続く道具が数多く残り、現在でもそれらは皆から尊敬されています。

戦前までは、日本でも炎と共に生活するのが普通の事だったと思います。

しかし戦後、効率化の波にのまれ、だんだん炎に関わる機会が少なくなり、それと共に関係のある道具も廃れてしまいました。



炎への関心が最近高まっているのはご存知の通りです。

必然的に、それに関わる製品にも関心が高まり、今まで外国製品しか無かったのが、日本製の物がチラホラ出てきているそうなのです。

日本人が作り始めれば、良い製品を作るに決まっています。

そのような製品もショップに並んでいました。

今後も更に、炎とそれに関する製品に関心が高まってゆくと思います。


このおすすめストーブは日本製です
このおすすめストーブは日本製です



これは外国製 画期的な薪割り道具です


僕も、冬になれば毎日炎に親しんでいますので、ショップ内のいくつかのグッズが本当に欲しくなってしまいました。

最近は多分同じものがネットで買えるのでしょうけれども、道具であるがゆえに、やはり手にとって確かめたくなります。

見ていて本当に楽しいショップでした。



次回に続きます。

2020年7月20日月曜日

200720 関西弁

ところで、近年の水害が発生する少し前から、ダム賛否が議論されてきました。

「例のあのセリフ」です。

山の自然の保水力だとか、自然破壊とか、公共工事に関わる様々な問題とか、色々言われています。

「ダム反対!」とか言う方も居ますが、水瓶でも溜め池でもダムでも、水を使うために貯めておくのは、人間なら普通に考えることで、そう考えるとダムは規模が大きいだけで不自然ではありません。

そんな意味で、僕はダム反対論者ではありません。



近年の水害により、「例のあの人」のトーンが下がってきていますが、最近の雨は流石に想定外なので仕方ないと思います。

僕が思うに、最近の雨は、大男がバケツで水をぶちまけている様な降り方なので、山の自然の保水力だけでは保つはずがありません。

とにかく造れば良いという訳ではありませんが、現在の日本の川の殆どにダムが有り、無い川を探す方が大変な位になっているのが今の現状で、結果的にダムは水害対策に(も)役に立っています。

問題は、そのダムによる保水能力を超えた雨が最近降っている事です。

それこそデイダラボッチがバケツで水をぶちまけている様な降り方なので、いくら堤防が整備されていても、それを超えた水害が各地で発生してしまうのです。

どうすれば良いのでしょうか?

温暖化により、今後も同じような激しい雨が降る事は明らかなのですから、何か対策をしないと毎年日本中の何処かで水害が発生してしまいます。



僕が考えるに出来る対策は2つです。

一つはお叱りを受けるかもしれない方法。

ファザードマップで示された浸水想定区域には住まない事です。



中学生になったワタルが、毎朝寝グセを直すのがメンドくさいと言うので、寝グセが付かない根本的な2つの方法を教えました。

「髪の毛と寝るという行為があって始めて寝グセという現象が発生するのだから、髪の毛か睡眠か、そのうちのどちらかを取り除けばいい!」

「それはちょっと...」



それくらい根本的な事を考えないと、近年の水害はどうにもならない感があります。

「それはちょっと...」となるかもしれませんけれど。



もう一つの方法は有効な治水対策です。

堤防の強化や迂回水路を造るのも良いのですが、流石に時間がかかりすぎます。

雨は待ってくれないので、10年もかけていれば、その間にあちらこちらで堤防が決壊し、新たな工事どころではなくなってしまいます。



僕が思うに、「ダムの底さらい」しかないのではないでしょうか!

普通に考えて、山からの土砂が少なくともダムの容積の1/3位溜まっているのでしょうから、それを冬の間に取り除くのです。

日本中のダムでそれをすれば、日本中でダムの保水キャパシティーが1/3増えます。

あとは季節によってこまめにダムの貯水量を上げ下げする事。

これは担当者の責任重大ですが、今話題のスパコンを使えば出来るんじゃないですかね!



総理大臣が「令和の国土強靱化、コロナ対策で現代のニューディール政策や!」(関西弁です)との号令の元、バンバン「ダムの底さらい」に予算を突っ込むのです。

あと、せっかくダムにお金を掛けるなら、僕の希望も書いておきます。

現在、基本的には水面への立ち入りが禁止されていダムがほとんどです。

確かに危険防止とかあるのでしょうが、ボートとか釣りとか開放できるようにしてはどうですか!

基本的に現在のダムは、山奥深く寂しい印象があります。

責任問題とかあるからなのでしょうが、もっと憩いの場所として活用できるように考えてみれば、ダムの役割がもうひとつ増えると思いますし、山奥に人が来れば地方振興にもつながります。



コロナのせいで、今までとは価値観が変わってきたしまった今後、そのような大胆な政策を行わないと、いろんな意味で日本は滅びてしまうと思います。

そろそろ梅雨も明けそうですが、水害はもう勘弁してもらいたいです。









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 前回 からの続きです。 レイクパレスホテルでのディナーは、ヨーグルトに浸した本場のタンドリーチキンがメインだったような気がするのですが、あまり覚えていません。 そのご夫婦との話の中で、レイクパレスの湖は、王様が避暑の為にわざわざ造らせたものだと教えてもらいました。 確かに、湖の...