2023年12月19日火曜日

231219 気になること

たまに書いている「気になるシリーズ」です。


前からも書いていますが、僕は、建築の設計者として一番(と言うか人として)大切な事は、想像力だと思っています。

若い頃、師匠から「なぜこうなっているのか?、そして自分ならどうするか?常に考えろ!」と言われました。

そのおかげで、建築のみならず全てのことに対して、その様に考えるのがクセになっており、自分なりに答えが出せないと、気持ちが悪くて仕方がありません。


例えば、昔よく登っていた金峰山。

頂上には、五丈岩と呼ばれる巨大な岩があります。

1丈=10尺=3.03mなので、高さ約15メートルの巨大な岩です。

猛者は、登山の締めくくりとしてその五丈岩の頂に登ったりするのですが、これが結構

簡単では無く、僕は怖いので登った事はありません。

この五丈岩までいかなくとも、この金峰山頂には2、3メートルの巨大な岩がゴロゴロしています。

一時期、「五丈岩はともかく、山頂に何故こんな巨大な岩がゴロゴロしているのか?」 その事が気になっていたことがありました。

いろいろ調べ、まあ理由として納得いく説?はこんな感じです。

太平洋プレートに押されて、元は平だった日本列島の背骨的な位置にある部分が隆起し、それがいきなり起こったので、岩盤が粉々に割れ、それがさらに隆起し、今の状況になった。


地球の直径15000kmくらいと比べ、金峰山の高さ2.5kmくらい、その差1/6000くらいです。

みかんが地球だとすると、その差など、表面の粒々の深さより小さい位なのでしょうから、金峰山が0mから2500メートルまでいきなり隆起するなどということは、地球がくしゃみするよりも遙かに小さな出来事だと思うので、ありえない話ではないと思います。

事実、アレキサンダー大王が活躍した当時のマケドニアの都市、アレキサンドリアは、逆に、地震で一夜にして海底に沈んだと言われています。

今僕らは、地震が恐ろしいなんて言っていますが、もっと大きな地殻変動は起こっても不思議ではなく、そう考えると、もしそんな事が起こってしまった時は、「もう仕方ないと思うしかない」のでしょう。


次回に続きます。


 

2023年12月14日木曜日

231214 黒漆喰2

前回からの続きです


2025年からの断熱基準義務化に伴い、国は全国で、断熱仕様施工講習会 というものを開催していて、僕は訳あってその講師をしています。

先日も、その施工講習会の講師をしました。

場所は、山梨県産業技術センターです。

そこは、山梨県の様々な製造業の技術促進に関わる事業をする機関です。


断熱施工講習会は、敷地内の作業場で行ったのですが、そこに黒漆喰のサンプルがありました。






黒漆喰というのは、文字通り黒い漆喰です。

しかし侮ることなかれ。だだ黒いだけではありません。

写真右側の工程が済んだら、最後に手のひらで磨くのです。

だから本物の黒漆喰(左側の完成形)は光っています。

巷では、光っていない黒漆喰を見る事がありますが、偽物というより未完成という事になります。


黒漆喰。仕上げというより、もはや芸術です。

昔の左官職人が、腕を競い合いながら様々な白漆喰彫物?をするようになり、多分白だけデザインの限界まで達したのでしょう。

黒(影)が入れば、その幅が倍増します。

そうやって、ある時黒くする左官職人が現れ、さらに見栄えをよくするように磨いて光らせる方法を考えたのでしょう。


黒だけの黒漆喰もありますが、僕は、白漆喰との塗り分けする事でその価値が発揮されると思っています。

以前見た、角館の黒漆喰のお蔵のファサードは素晴らしかった。

ググって見てもらいたいのですが、ホントにすごいものです。

お金も掛かっていると思います。

当時のクライアントが、左官職人に「カネはいくら掛かってもいいので、最高の左官を仕上げてくれ!」という感じで発注したのでしょう。

それに答えて、最高の仕事(作品)を残した左官職人も凄いし、発注したオーナーも凄い。

以前何かで読んだのですが、世界中の歴史に残る建物の坪単価を調べてみると、大体1000万円/坪を超えるそうです。

多分、角館のお蔵の単価もそれくらいなのでしょう。


昔は、お金持ちがお金を使う選択肢が、今より少なかった。

だから、その選択肢の一つである建築に掛ける割合も高かったのだと思います。

でも今は、クルマ、時計、宝石、アートなどなど、庶民でもお金を使える選択肢がたくさんあります。

そして、王様、殿様、貴族などなど、無尽蔵にお金を使える立場の人が、ほとんど居なくなってしまった、というのも原因だと思います。

それが良いのか悪いのか分かりませんが、とにかく現在では、角館の黒漆喰のような仕事は生まれないという事です。


建築の価値は何で決まるのか?

断熱性能ももちろん必要ですが、その要素の一つとして、黒漆喰のような手仕事を幾らかでも取り入れたいと思います。

お金をかけなくても手間をかける。

今は、手間=お金 です。

黒漆喰はできなくても、でも、できる事はあると思います。






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2023年11月30日木曜日

231130 黒漆喰

2025年4月から新築住宅の省エネ基準化と、4号特例が変わる、と以前書きましたが、先日国交省から書類が送られてきて、もう一つの大きな変化を知りました。





2024年4月(これはもうすぐです)から、建売、賃貸物件に関しても、省エネ性能評価の表示が必要になるそうなのです。

まだ努力目標なのだそうですが、クリアした物件には省エネラベルが付くそうです。

ラベルが付いた賃貸物件は、ユーザーから選ばれやすくなります。

知り合いの工務店でも、省エネ性能を売りにした賃貸経営をしているところがありますが、断熱、省エネという事がいよいよ広く認知されてゆくでしょう。



家の価値を決める要素というものは、耐震性、耐久性、デザイン、使用材料の良し悪し、などなどイロイロあります。

家の価値は、一見しただけでは分かりにくく、良く言われるような「腕の良い職人さんが建てた」などという要素は、今や死後となっているかもしれません。

その家の価値のうちの一つ「省エネ性能」がクローズアップされるようになりました。

今まで「省エネ性能」は、「ランニングコストという形でユーザーの財布に大きな影響を与える、表現するのが難しくて分かりにくいけれど、実は大切な家の価値」だったのです。

それが数値として表せるようになる事で、「省エネ性能」は今までの曖昧な立場から、誰もがハッキリ分かる価値へと変わるのです。

素晴らしいことですし、現代にあって、省エネ性能はやはり重要ですよね。




次回へ続きます。






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2023年11月19日日曜日

231119 異常気象

 近年はもう、異常気象が普通すぎて、異常気象という言葉をあまり聞かなくなりました。

ちなみに、先日アメリカ人に聞いたのですが、日本のゲリラ豪雨的な表現は「クレイジーレイン」というらしいです。

クレイジーな奴らが毎年やってくる、ヤバい世界に僕らは身を置いており、これは、いくらお金持ちが、ビバリーヒルズの郊外にお金持ちだけの街をつくって安全に暮らそうとも、影響を避ける事はできない、ある意味平等な危機なんじゃないかと思います。

一瞬そう思いましたが、違いますね。

いわゆる危険ゾーンに住まざるを得ない、貧しい人たちが真っ先に影響を受けています。

いよいよ世も末です。有史以来5000年、あと1000年もたずに人類は滅亡するんじゃないでしょうかね!


「偉そうなことばかり言うだけで、お前は何をしてるんだ!」

自分なりに考え、できる事はしているつもりです。

ゴミが落ちていたら拾うとか、生ゴミを出さずに庭で埋めるとか、燃料をなるべく使わないように自然エネルギー利用をするとか...

でも、暑い時はエアコンをかけ電気を使うし、車にも飛行機にも乗るし、なるべく使わないようにはしているつもりでも、周りはプラスチックに溢れているし、釣り糸が根がかりした時には、なるべく外そうと頑張るけれど、結局切れてそのままにしてしまうこともあるし...

僕のように、それぞれの立場のみから偉そうなことを言う環境論者も、山にこもって仙人にでもならない限り、大きな矛盾を抱えて生きてゆくしかないのです。

やはり、滅亡は避けられないのではないでしょうかね!


偉そうな事を書くのはこの辺にして、異常気象に関する身近な問題の事を書きます。

うちの看板犬のハナ子。

抜け毛のサイクルが近年おかしく、今年は今頃になって冬毛がほとんど抜けてしまったのです。

これからいよいよ本格的に寒くなるのに、真夏仕様で過ごしているのです。

数年前、床暖房を効かせすぎたせいで真冬に毛が抜けた事があり、その経験からその後は床暖房の温度を高くしないようにしているのですが、まだ床暖房も本格的に稼働していないのに、今シーズンの抜け毛は全く訳が判りません。


ご存知の方もいると思いますが、犬の冬毛のアンダーコートってのは、「どこにこれだけの毛が埋まっているのか」と思うくらい、すごい量です。

その冬毛のおかげで、通常なら寒くても雪の上でもへっちゃらなのですが、今回はそれがほとんど抜けている状態なのです。

でも本人(犬)は寒そうな「そぶり」はあまり見せません。

あれだけの毛がないのだから、寒くて風邪を引きやしないかと心配で、不本意でありますが先日服を買って来ました。

でも、こちらの心配をよそに、その服を嫌がるのです。

「お前!寒くないのか?」

全く訳がわかりません。

でも、あまり服を着せすぎると、返って新しい冬毛の発毛に影響があるか、とか色々考えるのですが、今のところボチボチ室内は暖かくし、散歩の時だけは服を着せています。

これからいよいよ寒くなるので、早く新しい冬毛が生えてくれる事を祈るばかりです。


もうお尻と首の辺りしか冬毛が残っていません


犬は、人間よりも自然に近い生活をしているので、環境の変化が現れているのだと感じています。

何が起こっているのか?

そして今後は、いよいよ我々人間に影響が出てくる番なのでしょうか?

環境に合わせて変化してゆく、我々の選択肢はただそれだけで、それができなければ滅びる。

それが人類の運命なのでしょう。






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2023年11月15日水曜日

231115 楽しい季節

 楽しい季節といえば、毎年書いているコレ。薪ボイラーです。

いよいよ寒くなってきたので、先日やっと煙突掃除をし、めでてく点火となりました。



まだチョロチョロ運転中です


待ち遠しかった楽しい季節が今年も始まります。



あと、待ち遠しかった理由がもう一つあります。





親切な近所の方々のおかげで、薪がたくさん。薪置き場にも置けないので、裏庭に大量の薪が野ざらしになっているのです。

これからは毎日燃やしていけるので、だんだん片付きます。

今までは増えるばかりだったので一安心です。

「野ざらしで乾燥は大丈夫なのか?」と思われる方がいるかもしれませんが、しっかり乾燥はしています。



切った木を薪にするのにあたり重要な事は、木の細胞の中の水分を乾燥させる事です。

これが簡単にはいきません。

たまに雨に打たれても、水分が細胞の中に入り込むまでには至らず、僕の感覚なのですが、かえって雨などによる表面の水分が乾燥するのに引っ張られて、細胞の中の水分も余計に乾燥するような気がしています。

細胞の中の水分が抜けている上の写真のブドウの木なんか、少しの雨に濡れたくらいではドンドン燃えます。

さすがに、その上のヒノキは大きすぎるので、もう少し乾燥したら細かく薪割りします。

乾燥が進めば進むほどスパッと割れるのです。

ただ、「薪割りに労力をかけるなら、完全乾燥でなくとも燃やしてしまえ」という場合もあり、その「自然環境をうまく利用しつつ労力を抑える」判断が結構楽しいのです。



よく建築木材を人工乾燥するとかいいますが、乾燥ってのはほんとに奥深いものだと、薪ボイラー生活をして実感しています。

あと、いつか書こうと思いますが、「おき火」ってのも奥深いものです。


「庭が片付くのは12月中は無理だろうな〜」と思いつつ、「それが燃料代になるのだから贅沢な話だな〜」とも思っています。






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2023年11月12日日曜日

231112 野菜

以前ここでも書きましたが、僕は、地元塩山駅前にあるワインレストラン「グリルアンドワイン」によく行きます。

何を食べても美味しいのですが、オススメは、カツレツ、野菜のクリームスパゲティー、そして野菜とカマンベールベールチーズのアヒージョかな。

来週また行く予定です。

地元山梨のワインを飲み比べながら、美味しい料理を頂くのがいつも楽しみです。



ところで、この3つのオススメのうち、2つは野菜が入った料理です。

その野菜が美味しいのです。

なんかですね、食レポ的に書くと「野菜にどれも力があるんですよね〜」

もちろん季節で野菜は変わるのですが、いつでも何でも、ホント美味しい。

この店の野菜は、地元のマル神農園さんで作られたものです。

このマル神農園のオーナーであるHさんは、有機農法にこだわった野菜づくりをされている若手農業家です。

以前ウチで店舗兼作業所を設計させていただきました。



新築時の写真




初めて食べた時「野菜が美味しいね〜」とマスターに話をしたら、マル神農園さんの野菜だと聞かされ納得。

そして、世の中狭いものだと感じました。



ところで先日、オーナーのHさんから「住宅を建てたいので相談にのって欲しい」と連絡がありました。

お話を伺いに久々に訪ねたのですが、杉板張りの建物は、深い軒のおかげで良い感じに色あせています。

正面建具の銅板腰板もいい感じです。

「やはり軒の深い建築は良いな」と、改めて感じました。



住宅も、板張りで軒の深い建物。そして自然エネルギーを利用した建築にしたいと考えています。

販売所では野菜の直売もしている様ですので、美味しい朝取り野菜が食べたい方はぜひ訪ねてみてください。

全然違いますよ。





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2023年11月10日金曜日

231110 木造

 以前書いた、大きな木のある家が完成しつつあります。

ご覧の通り、大きな屋根のある木造です。

山梨に移住して来られたクライアントは、かなり本格的に農業をされており、ご夫婦のこの家との関わりを眺めていたら、「現代の農家」という家のタイトルが浮かんできました。

もちろん大変気に入って頂いており、喜ばしい限りです。





棟梁も頑張ってくれ、正面から見える格子のついた上げ下げ板戸も、想像以上の素晴らしい出来栄えになりました。

今後、ご夫婦がどの様にこの家を育ててくれるのか、楽しみです。



ところで、木造は木造でも、今何かと話題の大阪万博のリングが気になります。

柱は大断面集成材なのでしょうけれど、あれだけのボリューム×高さを持った木造建築なんて信じられません。

金物はどれくらいまで使うのか?デッキには何人まで乗せるのか?海沿いで風が吹いて揺れないのか?短期の建築物なので腐食とは考えなくて良いと思うのですが、とにかく見てみたい。

新国立競技場の様なナンチャッテ「木を使った建築物」ではなく、本物であるならば、世界中から客を呼び込む事ができ、元は充分取れるのではないでしょうか!

「何百億かけた元は取れるから心配するな!」そう言えばいいのに、と思うのですが、今の日本に田中角栄元首相みたいな人はいないですね。

そして、シラッと進むのでしょうね。


でも、日本社会のモヤモヤ感を、このリングが晴らしてくれるんじゃないかな〜!?

僕は行きますよ!





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2023年10月30日月曜日

231030 無題

ウチの事務所は、いわゆるスキップフロアのようになっており、確認申請上は2階建てなのですが、フロアの段差がたくさんあります。

当然階段も多くあります。

僕的には、上がり下りをするのに運動になるので、良いと思っています。

タイトルをつけるなら「足腰を鍛えて健康になる家」ですかね?



でも先日、来客が帰った後、カップなどを載せたお盆を持ちながら急いで駆け上がったら、左足を引っ掛け、思い切り転んでしまいました。

「カップを割らないように」と意識がそちらに向かったせいで、受け身もほとんど取れなかったのです。

幸い、お気に入りのカップは割らずに済んだのですが、そのせいで左足に大きなダメージ。

親指の付け根は内出血してるようで、なんか既に腫れ上がり、さらにスネからも流血しています。

その後、親指の付け根はどんどん腫れてきてので、これは折れたと思いました。

数日過ぎて現在、スネはやっとカサブタになってきて、指はまだ痛いけれど、腫れは引いてきたので、まあ折れてはいないでしょう。

鍛えているつもりでも、僕も良いお年頃だし、足腰のトレーニングするにも注意しなければと思っています。



久しぶりに流血や打撲を経験して思うのは、「やっぱり痛いのとが、怪我は嫌だな」という事です。

近頃、ニュースの映像からは、パレスチナやイスラエルの人々の痛々しい姿が流れてきます。

小さな子供の姿もあります。

僕みたいないい大人が、少し怪我したくらいで嫌だとか思うのだから、もっとひどい怪我をしている子達は、さぞかし辛いのだろうなと心が痛みます。

痛いだけでなく、亡くなってしまう子供も沢山いるでしょう。

大人にはそれぞれの主張や事情もあり、争いは無くならないのかもしれません。

しかし、せめて子供達だけは巻き添えにしないようにできないものか!


科学が発達してしても、返ってそれが悪い結果をもたらしています。

そして、いくら科学が発達しても、子供が居なくなれば将来の大人もいなくなるのです。

根本は何も変わっていません。

人類に未来はあるのでしょうか?



2023年9月27日水曜日

230927 コロナ の影響

先日は、消防検査でした。

複合建築の増築工事で、数ヶ月前には完成していたのですが、漏電火災警報機の機器が無く、設置できなかった為、検査できなかったのです。

コロナかウクライナか、いずれの原因にせよ半導体が無かった為だと思われます。

その警報機ががやっと手に入り、設置。晴れて消防の完成検査となったのです。

警報機が手に入らない旨を消防の担当者に説明し、建築の確認検査機関にも説明し、まだかまだかと待つこと数ヶ月、やっとこの日を迎えることができました。


漏電火災警報器は、どちらかと言えば、あまりメジャーでは無い設備です。

他のメジャーな?消防設備でも、製品が無い時期もあり、中には代替できたケースもあるようなのですが、漏電火災警報機は、そうはいきませんでした。

消防の担当者も心配していただいていたようで、互いに「良かったですね〜」なんて話をしながら、和やかな検査となりました。


奥が増築部分 木造なので大変でした


まだマスクをしている方が結構目に付くし、コロナに罹ったなんて話もチラホラ聞きます。

世界中で水害も多いし、こうも色々あると「次は何があるのか?」なんて思ってしまいます。

でも、次は良い事でしょう! 天からお金でも降ってくるかな?




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2023年9月5日火曜日

230905 図書館


前回からの千葉つながりなのですが、最近訪ねたい建築に、千葉の地中図書館があります。

写真で見ると、半分地下に埋まった居心地の良さそうな空間です。

公共の図書館ではなく、民間の複合施設のうちの一つのようなので、入館料がかかるのかな?

よく見たら、入館料はかからないけれど予約制みたいですね。


最近は、全国あちこちで気になる図書館が生まれています。

以前、新しく出来た石川の県立図書館を訪ねたのですが、圧倒的な本のボリュウム感を活かした素晴らしい図書館でした。





図書館としての機能だけでなく、カフェなんかはもちろん、官民問わず様々な用途を組合わせた複合図書館もたくさん産まれています。

素晴らしい図書館のある街が羨ましいですね。


千葉の図書館は木更津にあるようです。

山梨からアクアラインを超えていく千葉は、実は結構遠いのですが、

訪ねてみたいものです。




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2023年8月31日木曜日

230831 佐原の

1年ほど前のことなのですが、千葉の佐原を訪ねてきました。

僕は今まで、日本全国の古い街並みを訪ねてきたのですが、佐原は、訪ねたいと思う優先順位が高く、さらに山梨からも結構近いにも関わらず、今まで訪ねたことがなかったのです。

水路(運河)をはさんだ昔ながらの街並みを訪ねてみて、期待どうりの素晴らしさでした。







ここでも何度も書いていますが、水路のある街並みは3割増しですよね。



よく小京都とか、小江戸とか言われますが、ここ佐原は、小江戸と言われているそうです。

どこが小江戸なのかな?と考えてみたのですが、昔の江戸は佐原の街を大きくしたようなものだったのでしょう。

よく時代劇で出てくるように、運河が張り巡らされ、その運河が生活や仕事と密着していたのでしょう。

そんな街並みを想像しただけでもワクワクしてしまいます。



佐原の規模でも素晴らしいのに、それを遥かに上回る規模の、当時の江戸が今残っていたら、ベネチアと並ぶ素晴らしい観光地に違いなかったでしょう。

その上首都です。そうなれば、東京は間違いなく世界一の都市でしたね。

でも、ベネチアは石造、かたやこちらは木造、それに戦争で焼きつくされてしまっています。

戦後の復興の段階で、水路を残した街づくりを計画していたら、と思うと残念です。



ところで、ここからが本論です。

佐原の街を歩いていたら、いい感じの酒蔵があったので入ってみたら、みりんを売っていました。

よくテリヤキに使う、調味料のアレです。

なんかいい感じがしたし、そう言えば昔の女性はみりんを飲んでいたなんて話を聞いたことがあったので、本物のみりんはどんな味がするんだろう?と思い、試しに買ってみたのです。

そうは言っても、帰ってきて、キッチンの片隅にずっとほったらかしにしていたのですが、先日、「そう言えばと」思い、封を開け飲んでみました。







そしたら、これがウマイ!上品なリキュールです。

今まで本物のみりんの味を知らなかったなんて、人生損したと思えるくらいウマイのです。

外に放っておいたのを、急いで冷蔵庫に保管しました。



街並みもそうですが、昔からのこう言った生活の知恵と言うか、伝統と言うか、大量生産と安価と引き換えに、そのようなモノを失うことは、非常に大きな損失だと思います。

江戸の街並みはもう残っていませんが、まだ佐原とみりんは残っています。

ネットでも買えるみたいなので、ぜひ注文し、飲んでみてください。

週末は、このみりんでテリヤキを作ろうと思っています。

どんな素晴らしいテリヤキになるのでしょう!







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2023年8月25日金曜日

230825 彫りの深い顔になる

最近は、一般的な住宅にはアルミの建具を使う事がほとんどです。

昔からの木製建具に比べ、機密性、断熱性、水密性、遮音性に優れ、施工も簡単です。そう考えると無理もありません。

木製建具でも、断熱性などに配慮する事はできます。しかし製品として完成しているアルミサッシュに比べて、現場で作るものなので、やはり木製建具は分が悪いのです。

木製サッシュというものもあるのですが、これは性能は高いけれど、お値段も張ってしまう為、やはり多くのユーザーはアルミサッシュを選びます。



ただ、見栄えという点で言えば、アルミサッシュが一番という訳ではありません。

アルミサッシュは、壁との納まりの関係上、壁面がのっぺりしてしまうのです。

四角い箱のような建築では、スッキリは合うのかもしれませんが、うちで設計しているような屋根が大きく軒が深い建築だと、そののっぺりがすごく気にななります。



今工事中の住宅では、アルミサッシュのっぺり感を出来るだけ少なくする為、一番目立つ正面の窓だけ壁との段差を付けました。









ちょっと分かりにくいかもしれませんが、上が正面、下が裏面。裏面に比べて、正面は壁よりサッシュが少し内側に入るように納まっています。

下の横長の窓の内部は収納室です。断熱的に外環境なので、この窓には木製の板戸を付けます。

正面に板戸を付けたくて、ここに収納を持ってくるようプランを工夫しました。



少しでもイケメン(家は女性かな?)になる様な設計書の細やかな抵抗やいかに。

完成が楽しみです。








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2023年8月15日火曜日

230815 川の情報

台風が、思いもよらなかった日本海側に雨を降らせています。

僕は釣りをするので、国土交通省の川の防災情報をいつでも見られるようにしてあります。

これは、日本全国主要な河川の水位計と、ライブカメラを見ることができます。

台風の時、よくを見に行く方がいますが、今ではもうスマホがあればそんな事する必要ないのです。


一刻も早く、台風が離れてくれる事を祈るばかりです。

2023年8月14日月曜日

230814 お盆休み

 お盆休み、気が付けば8月ももう折り返しです。

僕は例によって仕事して、涼しくなったら休もうかと思っています。


ところで、このところ気になっていることがあります。

東京都美術館で開催されているマティス展。

今回の売りは、4K映像で再現される「ロザリオ礼拝堂」です。

でも観たいような観たくないような。僕は昔「ロザリオ礼拝堂」を訪ねたことがあるのです。


南ヨーロッパを旅していた際、何かで近くにマティスの礼拝堂があると知り、別にマティスは好きでもなかったのですが、なんとなく行ってみたら素晴らしかったのです。

白いドアがあって、そのデザインというか模様というか、それが特に素晴らしかった。

目を閉じると頭の中に浮かぶ風景というものが僕には幾つかあるのですが、あの空間は今でもその1つです。

文字通り全てがマティスの作品であるあの礼拝堂を体感し、僕は1発でマティスの大ファンになってしまいました。


内部は撮影禁止でした


映像であの感動的な空間が再現できているはずはないし、でも、もう二度と訪ねることも無いであろう、あの空間をもう一度観たい気もするし。

期日が迫るにつれ、気になって仕方ないのです。


やっぱり行こうかな〜!






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2023年8月10日木曜日

230810 不健康


先日、何かの勉強会に出席したのですが、そこで労災の話が出ました。

「タイプを仕事にしている人の手の痺れなどの症状は、昔から労災として認定されてきた。」

本筋とは全く関係ない話だったのですが、僕も長時間椅子に座ってパソコンを叩いている弊害からか、腕が痺れ、最近は慢性的になってきているので、「これは労災なんだ!」と思い、耳に残っていたのです。

ただちょっと違うのは、僕は自身が自分の雇用主だということ。自分の身は自分で守る他ないということです。


そう言えば最近、手の痺れだけでなく腰も痛かったりします。

もうお年頃ですしね。

良く考えると、座るという事は、今後いつまで仕事が出来るかにも関わる非常に大切な事です。

できるだけ体に負担がかからないようにしなければ!

そう思い、イロイロ調べた結果、次の事を実践する事にしました。

30分に一度は必ず立ち上がり伸びをしたり、屈伸したりする。

椅子を変える。

この2点です。


まずは、30分に一度立つです。最近は音楽付きの25分集中タイマーというものがネットにあるので、それを流しながら1セットが終わったら必ず立つようにしています。

少し短いかなと思ったのですが、集中力も高まり、なかなか良さそうです。


椅子の方は、昔から普通の事務用椅子を使っていたので、それを替える事にしました。

椅子だけは座ってみないとわからないので、ネットで目星を付け、ショップやショールームに足を運び、やっと決めたのがこコレです。



ベースは黒で、そこに白いカバーを掛けています




一見普通の事務机ですが、アーユルチェアー。座面が2つに分かれていて、腰を立てて座るよう人間工学に基づいて設計されているそうなのです。

「坐骨で座る」のがテーマだそうで、後ろのは、背もたれではなく腰あてです。

僕がこういうコンセプトに弱いこともありますが、座ってみて一発でこれに決めました。


それが、昨日届いたのです。

早速座っているのですが、流石に長年ずっと背中を丸め、背もたれに寄りかかって座ってきたので、この椅子に座っていると、お尻の骨が少し痛くなってくるし、まっすぐに伸ばしている腰も筋肉痛です。

でも、頑張ってこの椅子を乗りこなせば、骨格も良い方向に改善されそうな感じがします。

ここで骨格改善し、今後も続くデスクワークを乗り切っていくぞ!

この椅子のおかげで、思いがけずに、なんかやる気になっています。



気になった方は、ググってみてください。





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2023年8月1日火曜日

230801 四季があるゆえに

 暑いですね。暑い。

基本的に僕はデスクワークなので、エアコンの効いた部屋で仕事をしています。

でももちろん、現場に行ったりもするので外にも出ます。

いつも暑さの中で仕事をしているのと違い、たまに暑さの中に出る、というのも結構キツイものがあります。

先日、暑さの中でけっっこうな時間外に居たら、少し熱中症っぽくなってしまいました。

家に帰ってきても、なにか体に熱がこもっているような、ちょっとまずい感じだったので、水シャワーを浴び、氷を食べたら、やっと普通に戻りました。

体力にも自信があるし、水分も適切に撮っていたのですが、気を抜けないですね。


いよいよ真夏になり、事務所の水道も、混合水栓を普通に開いた際の温かい水がちょっと不快になってきました。

事務所では通年、太陽熱温水器により、太陽が出ている日はいつもお湯が出ます。

洗面所では、冬の間は水とお湯のバランスを3:7くらいにし、普通に開くと暖かいお湯が出るように元のバルブを調整しています。

真夏にはそのバランスだと暑苦しいので、水の割合を増やすのです。


よく「自然の力を生かした家」なんて聞きますが、日本には四季があるので実は結構難しいと常々感じています。

例えば、同じ20°Cでも、季節や環境そして個人個人によって感じ方は千差万別ですし、北の窓から常に心地よい風が入ってくるわけでもありません。太陽の高度も変わります。

それらを住む人が判断し、コントロールする必要があるのです。


甲府市の南側、笛吹川と釜無川の合流付近の家には、昔は屋根裏に船があったそうです。

毎年洪水が起こることを織り込み済みで、その場所に住む。極端な例ですが、これも季節に応じた住まい方をするという事です。

最近は天候学習型エコキュートなんてものが出ていますし、将来的にはAIがその辺り全部やってくれるかもしれません。

現在でも、オフィスビルなんか季節に関係なく1年中エアコンで快適な温度が保たれています。

でも住まいとオフィスは別です。

住まい方くらい自分で工夫したいし、そうしなければ、四季のある国に住む良さを放棄していることになるのではないでしょうか?


次回に続きます。



8寸勾配




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2023年7月23日日曜日

230723 直線のない世界

先日、ここで以前も書いた、良い川の近くの別荘の現場調査に行ってきました。

当初は、都市計画区域外だから申請関係必要ないので手間がかからないな!などとタカを括っていたのですが。

フタを開けてみると、国立公園ないの規制やら、敷地の境界線の確認やらで、町場での確認申請とは比べ物にならない程事前の手間がかかっています。

まあ、良い環境の場所に家を建てるのは大変、ということなのでしょう。




でもまあ、こんな良いところなのですから。仕方ありませんね。



ところで上の写真を見ていて、ふと気が付きました。

「直線が全くない」

それなりに真っ直ぐな木もありますが、厳密な直線ではありません。


高層ビルとか、今打ち込んでいるキーボード、もちろん我らがヒノキの柱なんてのも含めて、現代社会には直線が溢れています。

しかし、それらは人間が作った物で、自然界には直線ってほとんど存在しません。

考えてみたのですが、自然のもので我々が目にする直線って、朝靄に写し出された太陽の光くらいしか思い付きません。

あと何かありますかね?


でも、もしかしたら、それを生み出しているにもかかわらず、自然物の1つである人間にとって、自然にはほとんど存在しない直線は、ストレスになるものなのではないのでしょうか?

そんな事を考えていると、今周りにあるノートや定規iPad、全ての直線がやけに気になってきました。

人は、直線で無いもの(=自然)を求めて、山や海に行ったり、観葉植物を飾ったりするのではないでしょうか?


故ザハハディドさんが設計し、実現する筈だった新国立競技場も、直線が殆ど無かったような気がします。

あれが実現していれば、都会のど真ん中がどんな憩いの場所になっていたかと思うと残念でなりません。

新国立競技場の例を見るまでもなく、現代の技術では、直線でない建物を造るのは色々な意味で大変で、木造住宅に至ってはホント大変だと思います。

でも茅葺の古民家なんて、厳密な直線はありませんよね。


今まであまり気にしてこなかった、直線でないという事。

真っ直ぐな柱と梁を用いて造らざるを得ない今回の別荘も、せめて、できるだけ直線でない部分をつくって、考えてみたいと思います。




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2023年7月21日金曜日

230721 ChatGPT

先日、クライアントのNさんと話をしていたら、もう結構仕事でChatGPTを使っているというので、僕も使い方を教わりました。

使い方のコツは、掘り下げて質問をする事だそうです。



若い頃から常に「何故なのだろう?」「僕ならどうするか?」と考える癖がついている僕にとっては、幾ら掘り下げて質問しても丁寧に答えてくれるので、楽しくて、色々な事を掘り下げて聞いています。

あまり聞きすぎても自身で考えなくなるのですが、建築の設計にこれを生かせないのでしょうか?

図や絵を認識してくれるようになれば、可能性が広がると思いますが、僕のはまだ無料版のGTP3.5なので無理のようです。

GTP4ならできるのか?

Google birdの方が後発ですが、今までの莫大なデータベースがあるので、絵や写真を認識できるみたいです。

いずれにせよ、皆が使い始めれば、加速度的にその性能が上がるでしょう。あと10年で、AIが設計できるようになると僕は踏んでいます。



ところで、僕が一番面白いと思うChatGPT3.5の遊び方を紹介します。

何か、ちゃんと書かれたテキストを入力し、それを「先ほどの文章を小学5年生の男の子が書いたように直して下さい」と制限を加えるのです。

これはホント面白いです。

真面目な難しい文章であればあるほど面白いです。

是非やってみて下さい。



本文と写真は一切関係ありません





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240419 新事業

前回からだいぶ間が空いてしまいました。 正月早々地震があって、今度は中東の雲行きが怪しくなって、そしてまだGW前だというのに、夏のような暑い日が出現しています。 先日、七尾まで足を延ばしてみましたが、大倒壊という感じの建物は少ないものの、まだ道路が結構うねっていたりして、地震の凄...