2023年11月30日木曜日

231130 黒漆喰

2025年4月から新築住宅の省エネ基準化と、4号特例が変わる、と以前書きましたが、先日国交省から書類が送られてきて、もう一つの大きな変化を知りました。





2024年4月(これはもうすぐです)から、建売、賃貸物件に関しても、省エネ性能評価の表示が必要になるそうなのです。

まだ努力目標なのだそうですが、クリアした物件には省エネラベルが付くそうです。

ラベルが付いた賃貸物件は、ユーザーから選ばれやすくなります。

知り合いの工務店でも、省エネ性能を売りにした賃貸経営をしているところがありますが、断熱、省エネという事がいよいよ広く認知されてゆくでしょう。



家の価値を決める要素というものは、耐震性、耐久性、デザイン、使用材料の良し悪し、などなどイロイロあります。

家の価値は、一見しただけでは分かりにくく、良く言われるような「腕の良い職人さんが建てた」などという要素は、今や死後となっているかもしれません。

その家の価値のうちの一つ「省エネ性能」がクローズアップされるようになりました。

今まで「省エネ性能」は、「ランニングコストという形でユーザーの財布に大きな影響を与える、表現するのが難しくて分かりにくいけれど、実は大切な家の価値」だったのです。

それが数値として表せるようになる事で、「省エネ性能」は今までの曖昧な立場から、誰もがハッキリ分かる価値へと変わるのです。

素晴らしいことですし、現代にあって、省エネ性能はやはり重要ですよね。




次回へ続きます。






・ モーニングサロン

「山梨の理想の家のきまり23への招待」へのご参加
 (毎月第3土曜日7:00〜 参加費1000円/組(朝食付き)(ZOOM参加も可能です)

  はこちら 
 

・・ 建築に関するご相談

  はこちら  



・・・ カタデザインのHP

  はこちら 


・・・・ YouTube(スモークサウナをつくる)

  はこちら








250409 座る2

 この4月から建築基準法が大きく改正されました。 簡単に言うと、建築確認申請の出し方が変わります。 うちの事務所では、設計内容に関しては今までの経験から、一般的な建築基準法よりも厳しい品質を保てるような仕様を標準にしていますので、内容は問題ありません。 しかし、その設計内容の表現...