以前書いたように、冬季のコンクリート工事はできるだけ避けたいのですが、スケジュール的な事もあり、しかたがありません。
でも、先日も雪にならずに雨が降ったように、いよいよ温暖化の影響でしょう。年が明けてもあまり寒くありません。
今後は、だんだんと夏のコンクリート打ちに気を使わなければならなくなってくる、のではないかと思います。
ちなみに、コンクリートは水分が蒸発して固まるのではないので、夏場の急激な水分の蒸発はコンクリートの硬化にとって良い状態ではないのです。
寒さは、こんな感じなのですが、冬の乾燥はまだ以前と同様です。
異常気象で冬乾燥しなくなり、夏乾燥するようになってきたら、いよいよメチャクチャになってしまいますね。でもありえないとは言えませんよ。怖ろしいですね。
ところで、以前伐ったヒノキの枝付き丸太に、そろそろ手を入れる時期になりました。
剥きにくくなるので、軽く皮を剥いて乾燥さる為に置いておいたのですが、もう少し綺麗にします。
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対比で細そうに見える枝ですが 大人がぶら下がってもビクともしません |
直径1尺以上もあるヒノキなので、1年やそこらでは乾燥しない事は、薪の乾燥のことを考えれば当然理解できます。しかし、だからと言って10年も寝かす時間もありません。
そして、挽かずにそのまま使うので、今後乾燥が進んでひび割れてくるとは思いますが、反ったり曲がったりという事にはならないので、クリアランスを考慮した納まりにして現場に納めるのです。
ヒノキは、白く輝くような感じがする神々しい木です。
ボリューウムも申し分ないこの2本が建ったらと思うと、今からワクワクします。