2019年6月14日金曜日

190614 現地で

HPの不具合がまだ続いているのですが、気をとり直してブログを更新します。



先日、今計画中の物件の敷地への位置出しを行いました。

建て主のSさんにも立ち会って頂き確認したのですが、Sさんの印象は「イメージしていたのよりも小さい感じ」との事でした。

同じ平面でも、1.地縄で位置出しをした時点、2.基礎が出来上がった時点、3.骨組みが立ち上がった時点、4.実際の建物が完成した時点、それぞれで広さの印象がだいぶ変わります。

僕の今までの経験では、大きさに関する印象は、1<3<4<2   こんな感じです。

自分なりに理由は思い当たるのですが、長くなるのでまたの機会にするとして、とにかく言えることは、「人間の感覚は曖昧なもの」ということでしょうか?

今まで、その曖昧な感覚を頼って何度か痛い目をみた経験から、僕は「人間の感覚は曖昧なもの」と、常に思うことにしています。



建物の位置を出した後には、いつも、ポイントとなる部分の高さの確認をします。

棒を立てて実際の高さを確認するのです。



左の高い木の下あたりに棒を立てています


電柱や既存の建物の高さからイメージしても、ある程度は分かるのですが、長さを測った棒を立てた方が精度が高いですからね。

後は、2階の窓からの見え方をイメージしたり(これはさすがにジャストの高さというわけにはいきませんが)します。



今回はイメージ通りでしたが、現場によっては「イメージしていたのと違った」ということも結構あります。

周りの環境の違いが原因なのでしょうが、やはり、その度に「人間の感覚は曖昧なもの」ということを再認識しています。



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