2025年8月3日日曜日

250803 万博へ

もう前のことなのですが、万博に行ってきました。 

万博には、興味も有るような無いような感じだったのですが、「建築人として、まあ行った方がいいでしょ!」程度の軽いノリで行ってきました。

まあ、もちろん行って良かったと思っています。


良かったのは、やはりリングです。

デカい!

もはや建築物とは言えないような巨大構造物です。

スケール的には大菩薩峠からピークの大菩薩領を眺めるような感じ。もうほとんど地形です。多分これに匹敵するのは万里の長城(行ったことないのですが)位なんじゃないかと思えるような巨大なものでした。

でもアレを木造にして、期間が終了したら解体するって、かなり荒っぽい思考です。

訪れた人は皆「期間後も解体せず残そうよ!」と考えると思うのですが、あの屋根もない巨大木構造物を残す為にはかなりの手間が必要で、今さら残すなんて無理だと思います。

「部分的に残そうよ!」という意見があるようですが、リングだからこそ価値が有るような気がします。

期間後はどうなるんでしょうかね?

物には「朽ちる美学」ってものがあるような気がします。この木造リングには、その美学が感じられず、スケール感以外は物足りない気がしました。


パビリオン建築も、もちろん同様です。

人気のあるビッグネーム?国のパビリオンには興味もなく入りもできませんでしたが、比較的空いていた、行ったこともないような国の幾つかのパビリオンに入ることができ、その国の文化に触れることができたのは良かったと思います。

マレーシア館の屋台展示なんか良かったですね。


現地でこんな屋台から食べたら美味いんだろうな

マレーシアに行ってみたくなりました。

「これって万博の目的への正しい反応だよな」。そう思いながらフライトなんか眺めています。

フードコートで食べた。トルコの「キョフテ」も美味しかったな〜。

本場で食べてみたいな〜。






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2025年7月29日火曜日

250729 飽き飽き

 久々でアップします。

最近はインスタにあげる事が多く(そうでもないか!?)、ブログはちょっとご無沙汰気味でした。

文章を書いて、推敲して、という行為は、自分の頭の中をクリアにするにはとてもいい作業です。

特にブログは、自身の頭の体操の意味合いの方が高い気がします。

ChatGTPも仕事では使う時がありますが、僕はSNSにアップする文章には使わないようにしています。

そんな訳ですので、久々で拙い文章にお付き合いください。


外国の映画を観たりして、昔からスタンド照明に憧れていました。

理想的なスタンド照明は、007に出てきたMI6長官Qの部屋の照明です。

ボンドが長官の部屋に忍び込んだ際に、我々も長官のプライベートを垣間見ることができたのですが、ファブリックのシェードランプの柔らかい灯りのその部屋に、僕は「いつかこんな灯りの中で暮らしたい」という憧れを抱いていました。

いつもそんな思いが頭の片隅にあるのですが、仕事をする際には上からの白い明かりに晒されています。

だからという訳でも無いのですが、最近は上からの明かりに飽き飽きしてきているのです。

最近は間接照明もありますが、それもちょっと違う気がしています。

流石にリビングとかでは白い明かりではありませんが、「仕事以外では極力上からの照明を無くしたい」そんな思いに駆られ、最近は出来るだけ上からの照明器具は使わないようにしています。

とは言え、現在家にあるスタンドライトは「イサムノグチのAKARI」と「無印良品の持ち運べるあかり」のふたつだけ。

その数少ない弾数でライティングを試みるのですが、無印はともかく和紙でできたAKARIスタンドは、ちょっと明るすぎるんですよね。


こんな感じです 直接では少し明るすぎる



和紙の照明器具をよく見かけますが、和紙は明かりを通しすぎてしまうような気がします。AKARIも同様です。

和紙(障子)は、直接光を当てるものなのではなく、深い軒で遮られた間接的な外部の明るさを、柔らかく遮るものなのだと思います

その点Qの部屋にあったようなファブリックシェードはちょうど良いですね。ファブリックが厚いので、光源を直接見ても柔らかいしシェードを外れた部分ではしっかり明るい。

最近モダンなスタンドがたくさんありますが、古典的なシェードランプはやっぱり完成されているのだと感じています。円錐の頭の頭をちょん切ったようなあの形も非常に機能的です。


そんな訳で、最近はファブリックシェードランプが欲しくて、ネットであれやコレや見てまわる日々が続いています。

古典的なスタイルはあまり人気がないようで、ヤフオクとかでも結構安いんですよね。

同じもので揃える必要もないですし(確かQの部屋もそうだった)、3つ位良さそうなのをポチってみようと思っています。


ちなみに、和紙に合うのではないかと思い、和蝋燭を灯してみたのですが、暗い、そしてやっぱり火事が怖いです。

江戸時代の人は、こんな灯りで勉強していたのかと思うと尊敬するし、江戸は火事が多かったってもの納得できました。







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2025年4月13日日曜日

250413 実際のスケール

 先日、東京に行ったついでに、新国立美術館で開催中のリビング・モダニティー 住まいの実験室展を覗いてきました。

世界の名建築(住宅)のリビングデザインがテーマで、模型あり写真あり動画ありと、なかなか見応えのある展覧会でした。


写真とか模型は、展覧会にはよくあるのですが、今回の展示で凄かったのは実際のスケール模型が結構作られていた事です。

入るなり、意味ありげな窓のような開口があります。

なんだこれは?窓かな?

そんな事を考えながら中に入ると、最初の展示はコルビュジェの母の家でした。

僕は実際に母の家を訪ねているので、ああこれは母の家の窓か!とピンときました。


庭のテーブルの実寸模型もあります。

実際はこの窓の外側はレマン湖で、水面が広がっているのですが、今回はあの有名なスカイハウスの模型が見えました。

そこまで考えてレイアウトしてるんだろうか?




全部の展示の実際のスケール模型が展示されている訳ではありませんでしたが、その中で僕が一番感激したのは、ルイスカーンのフィッシャー邸の開口部です。




デカい!こんなにデカかったんだ!

今まで写真だけで見ていたので、実際のモデルを見て今までの認識の違いに驚いてしまいました。

一応プロなので、図面から大体の空間イメージは把握できるつもりなのですが、やはり実物を体感する事には敵いません。

そんな思いを汲み取っているのでしょうか、幾つもの実寸模型はなかなか良かったです。


最近は、設計する物件も、CGなどで実感スケールを把握しながらプランしているのですが、やはり実際中に入って体感する空間とは少し違うような気がします。

僕のCGテクニックが未熟な事もありますがね。


6月まで開催しているようですので、興味のある方はぜひ訪ね、フィッシャー邸の開口部のデカさに衝撃を受けてください。






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2025年4月9日水曜日

250409 座る2

 この4月から建築基準法が大きく改正されました。

簡単に言うと、建築確認申請の出し方が変わります。

うちの事務所では、設計内容に関しては今までの経験から、一般的な建築基準法よりも厳しい品質を保てるような仕様を標準にしていますので、内容は問題ありません。

しかし、その設計内容の表現方法を詳細にしなければならなくなった為、建築確認申請時に提出する図面や書類の量が増える事になりそうなのです。

でもまあ慣れてしまえば、それほど難しいことでもないのでしょうが、とにかく一度申請してみないと落ち着きません。


ところで、新しい法改正の話はまたの機会にするとして、先回の続きです。

ヨガには、週一回はなんとか通うようにしています。

前回の写真で載せた通り、ヨガマットはいつも広げてあり、仕事の合間のちょっとして休憩でも猫のポーズとかやっています。

しかし、いろいろ考えながらやっているのですが、やはり体が硬いため先生のようにビシッとポーズが決まりません。

それは仕方のない事だと割り切って、呼吸に集中するようにしていますが、そうは言っても柔らかい体になりたい気持ちもあります。

自分なりの柔らかい体の条件として思うのは、まずは股関節を柔らかく、可動域を広げる事。

そう考え、ポーズ以外にも最近はペタッと女座り?をしたり、股関節の可動域を広げるストレッチをしたりしています。

そうやっているうちに、股関節の可動域が段々大きくなってきました。


ところで、現代人がこれほど股関節が硬く可動域が狭いのは、椅子の生活だからです。

僕も子供の頃から椅子の生活で、床に座る生活に比べて椅子の方が優れていると思ってきました。

でも、今無理やり床のマットに座ってストレッチをしている事を考えると、実は椅子の生活は楽なだけで、床の生活の方が股関節には良いのではないでしょうか。

体幹のインナーマッスルに関してもそうだと思います。

僕は結構続けているので、胡座は長い時間できます。しかし、最初は腰とか背中が痛くなってしまい長時間座ることができませんでした。

でも、昔の床に座る生活をしていた人は、いくらでも胡座で座っていられたのではないでしょうか?

そして、股関節が柔らかい事もインナーマッスルが鍛えられている事も、人間の体にとっては良いに決まっています。

だから、昔の人の方が現代人より健康だった。

その事に関して、疑う余地はありませんよね!


そんな結論に達してから、僕はなるべく特にソファーに座らないようにしています。ヨガマットが敷いてあるので、そこに座ってコーヒーを飲んだり本を読むようにしています。

年を取ってからは特に、椅子の生活の方が楽だと言われますが、床の生活をしていた昔の人は年を取った時どうだったのか?

床の生活をしていた人は、現代人よりもヨガのポーズが得意だったんじゃないだろうか?

床の生活を意識しながら、これから自身の体がどう変わってゆくのか、ちょっと実験してみるつもりです。


現代人を蝕む我が家の快適なソファー 寝るのにも最高です





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2025年4月3日木曜日

250403 座る

僕は、昔からヨガの真似事をしています。

以前はスクールに通ったりしたとこともあったのですが、なかなか時間が合わず、定期的には通っていませんでした。

しかし、年と共に体が硬くなったり、何かとモヤモヤすることがあったりと、ヨガに救いを求めて、また最近通い始めました。

通い始めると言っても、スクールの方も(ヨガらしく?)緩い感じで、毎週何曜日の月謝制みたいな感じではなく、空いている時にスマホで予約する1コマ制なので、忙しい時は無理する必要もないのです。

通ってみると、自分だけではなかなか意識できない事を先生が指摘してくれるので、やはり良く、最近は週1回のクラスが楽しみになってきました。



ヨガは5000年の歴史があるといいます。

ほとんど素人の僕なりのヨガの解釈ですが、大切なのはポーズではなく呼吸だと思います。

よく言われるように、呼吸は副交感神経にアプローチできる唯一の方法で、座禅や瞑想は呼吸がほとんど全てだと思います。

ヨガはその呼吸を、様々なポーズを取りながら行います。

座禅のような決まった体位では、体や意識には同じような刺激しか加わらないのですが、様々なポーズを取ることで、そのポーズに応じた様々な刺激が加わります。

真の自我とか意識とかに向き合い、全集中するのは坐禅なのかもしれません。しかし今まで座禅もしてみましたが、僕は修行をしているわけではないので、様々な刺激の中で呼吸を通して自身の意識に向き合うヨガの方が性に合っているのです。

だから、ポーズは全然できなくても、呼吸をキチンとする事に集中してやっています。

ほんとヨガは良いですよ。



 新しくしたヨガマット 事務所でも息抜きにやってます




次回へつづく







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2025年3月13日木曜日

250313 ビッグサイト

先日、東京ビッグサイトに展示会を見に行ってきました。

毎年行く必要はないと思いますが、3年にいっぺんくらいは情報収集の為に覗いてみるようにしているのです。

それに今回は、展示に関わった事もあり、その出来栄えを見に行く目的もありました。


気になる商品も色々あり、「やはり、たまには行っておかないと」と改めて感じました。

以下気になった幾つかです。


セラミックのパネル 何に使えばいいのかまだ未知数だそうな


でかいアートフラワー


インドの紋様の型板(アンティーク)


関わった京から紙のブース これも型板を手作業でプリントしています
Soleil color&interior design


全体の展示を通して感じたことは、出展している皆さん、本業ではない(関係はあるけれど)何かの商品を開発し、それを出展しているというのが殆どだったという事です。

補助金なんかも活用しているのでしょうけれど、やはり今の時代、変化しないものは生き残れないという事を実感し、「僕自身も時代と共にどんどん変化してゆかなければならない」と感じさせられました。


あと体力が無ければ、あの広いホールを走破?する事はできません。

もう少し鍛えないと。






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2025年2月6日木曜日

250206 オススメです

最近、K農園さんの販売所の相談を受けています。

フルーツを中心に、美味しくて品質の良いモノを頑張って作っていらっしゃるご夫婦です。

最近は県内の農業従事者の方も高齢化が進んでおりますが、Kさんの様に若くて頑張っている方を結構見聞きする様になりました。

そう言えば、以前ここでも書いたマル神農園さんも若手農業経営者のお一人です。


自分より若く、頑張っている方とお話し(打合せ)をするのは結構楽しく、扱っている商品なども頂いたりして、なかなか設計者冥利に尽きる日々を過ごしています。





先日はこんなモノを頂きました。

葡萄の枝で作ったペン(これが結構手にフィットする)

いちじく、黒いブドウ、シャインマスカットのドライフルーツ(これは良い感じで瑞々しく味もしっかりしていて美味しい)

そして桃ジュース。



山梨県人あるあるだと思うのですが、僕は桃が好きではありません。

子供の頃から周りに桃が溢れており、食べ過ぎというほど食べていたわけでもないのですが、とにかく桃は大人になってから殆ど食べたことはないのです。

そこで頂いたのがこの桃ジュースです。

桃も好きでないのに... それに知っている方もいるでしょう、桃ジュースと言えばネクターです。

「ネクターみたいなモノなんだろうな〜 でもせっかく頂いたので飲んでみよう」と恐る恐る飲んでみると、ウマイ!

桃100パーセントからイメージされるネットリ感は全くなく、スッキリ飲みやすくホント美味しいのです。

元々桃好きの相棒も絶賛です。

他に頂いたドライフルーツも美味しかったのですが、マイナス評価からプラス高評価への上げ幅が大きかった衝撃も加わり、僕はこの桃ジュースのファンになってしまいました。



次の打合せの際にそんな話をし、写真にある小ビンではなく、1L入りの大ビンを1ダース譲ってもらいました。

とりあえず、桃好きな両親に届けると、もちろん大絶賛。

「とりあえず5本置いてゆけ」と言われ、5本減ってしまいました。

僕が自信を持ってオススメするカノハタ農園さんの桃ジュース、是非飲んでみて下さい。

ちなみに、ブドウジュースもあるみたいですよ😋









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もう前のことなのですが、万博に行ってきました。  万博には、興味も有るような無いような感じだったのですが、「建築人として、まあ行った方がいいでしょ!」程度の軽いノリで行ってきました。 まあ、もちろん行って良かったと思っています。 良かったのは、やはりリングです。 デカい! もはや...