それは人間ウォッチング。
最初のうちはいろいろな人を手当りしだい観察していたのですが、最近はスーツ姿のサラリーマンを重点的に観察しています。
先日、朝8時位の東京駅への電車に乗っていたら、周りはサラリーマンだらけだったので、ここぞとばかりに観察し、この人は役人だとか、大手メーカーだとか、僕の方が年収高そうだ(それはまずないのでしょうが(T_T))とか勝手に判断させてもらって楽しませてもらいました。
観察する際の判断要素は、当然まず顔。そして髪型、体型、スーツ、靴、そして持ち物なのですが、朝の東京駅ともなるとエリートサラリーマンばかりなのでしょう。さらにみなさん同じような格好が多いので、観察難度としては最高クラスですね。
他の要素がすべて判るわけではありません。でも、判断要素の中で僕が特に判らないのはスーツです。
これは僕がいいスーツを着た事がないからで、着た事もないのに良いものが判るはずがなく、先日の東京駅でも当然判りませんでした。
あと、日経新聞を読んでいる人はみんなエリートに見えてしまいます。これも僕が日経を読んでいないからでしょう。
これらの事を建築に絡めて考えてみると、「いい家には住んでみないと本当の良さは解らない」「小物で印象がだいぶ変わってくる」、といったところでしょうか?
僕のスーツの話しに戻ると、僕は体が大きいので、安いのですが昔はイージーオーダーのスーツばかりでした。
サラリーマンを辞め、スーツを着なくなってから何度か今風の吊るしのスーツを買いましたが、やはり着心地の良くない物はだんだん着なくなり、今たまに着るのは昔の15年選手ばかりです。
15年選手のスーツ ボタンを変えて今でもよく着ています |
これまた建築に絡めて考えてみると、「快適な事が一番大切」といったところでしょうか?
いいスーツを着て建築を考えれば、また違う世界が見えるかもしれません。