2015年2月24日火曜日

150223 迫りくる危機2a

リフォーム工事の現場を見に行った途中の道の事です。

現場は昇仙峡の近くで、どちらかというと山の中。山道をくねくねと車を走らせていたら、いきなり大規模な太陽光発電施設が目に飛び込んできました。






いつも思うのですが、この手の太陽光発電施設というのは景観を害するという事で規制ができないのでしょうか?

そして、このように資本のある企業などが事業としてやっている大規模な太陽光発電では、太陽光発電を取り付けていない個人から協力金という名目で集めたお金が、大規模な事業者の利益に吸い取られています。

最近はやりの「資本の格差」の広がりに、国が肩入れしているのです。うまいことを言って、国はやはり企業の方を見ているのですね。



ぼくは、個人の住宅に載せる太陽光発電、先程の問題はありますが一歩ゆずって、企業が社屋や工場の屋根に設置する太陽発電には賛成です。

でも、上の写真のような景観を損ね(なおかつ環境を害し)、資本の格差を広げる3重の間違いである大規模な野立ての太陽光発電には反対です。

本当に環境の事、国民の事を考えるなら、国はこのような大規模の施設には「うまみ」を設けず、個人の住宅の太陽光発電を導入しやすく、そしてメリットがあるようにするべきなのです。

ほとんどの住宅に太陽光発電が設置されれば、その地域の人口密度に応じた電力が供給できるようになります。

そして、それでは間に合わない都市は必然的に電気料が高くなり、人口の都市集中の抑制にも貢献するのではないでしょうか?

災害時のリスク集中も避けられます。



日本の自然の美しさは、軽井沢や蓼科の様なブランドにだけあるではありません。

身近な自然が美しく健全に守られ、なおかつ多くの住宅に太陽光発電が取り付けられているのが本当の環境先進国だと思います。

でも、そんな事になると原発が不要になるから困る人たちがいるんでしょうね。



240419 新事業

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