これは彼の作品ではありませんが、こんなんばっかです。僕の想像するインテリアを超えてます。
展示は非常に興味深いものばかりで、とても良い刺激を頂いてきました。
話は変わります。先日打合せで色の話になり、「色について石原さんはどう思いますか?」と聞かれました。
相手は当然、僕が (木を使った)シンプルで上質な箱 が良いと思っていることを知っている上での質問です。
なんとなく、上の展示が頭に浮かべながら話をしていたのですが、こんな話になりました。
前回の続きでもあります。
建築と、色も含めたインテリアは、骨と皮の関係だと思います。
骨はもちろん (木を使った)シンプルで上質な箱 です。
だから色とか装飾は必要ない。
そのかわり、皮である壁紙、家具、アートなどなどで彩りを加える。
上の写真も、全て短時間でつくり上げた皮です。
色もその中に含まれれば良いのではないのかと思います。
プロセス、そして残った手の跡も製品の価値 と以前書きました。
同様に、これを箱に求めるのでではなく、皮に求めればいいのかなと思います。
そんな事を書いていたら、F.L.ライトや、昔の象設計集団の住宅などの、骨と皮が一体になった素晴らしい建築が頭に浮かんできました。
明治村の旧帝国ホテル ワンダフル! |
いつの日か、一体になった建築を建てられるように、骨づくり皮づくりに精を出すことですね。
今はそんな感じです。
katadesign.org