若かりし頃、雑誌に書いてあった藤森照信先生の言葉を読んで、衝撃を受けた記憶があります。
それを特に意識してきたわけでもありませんが、最近は、幹や葉っぱ、そして板からも、この2種類の木を見分けられるようになりました。
建築家を目指す?方のために説明しますと、
幹の肌は杉の方が細かい。
杉の葉っぱはモサモサしている。
ヒノキの板の方がピカッとしている。
ヒノキの葉っぱの裏側には白いYの字模様がある。
です。
ただ、このヒノキのYの字に関しては、スギに対してというよりサワラなどのヒノキの兄弟木に対しての見分け方です。
「木曽五木」って知ってますか?
先日、毎年恒例のおよっちょい祭りの餅まきに使うため、山にヒノキの葉っぱを取りに行ってきました。
白いYの字模様 |
(どうせ間伐の対象となる)細い樹を3本ほど切り倒し、写真のようなフレッシュな葉っぱを選んできました。
伐る時、僕はいつも斧(ナタ?)とノコギリを使います。
最近は少し慣れ、半分くらいは狙った方向に倒せるようになってきました。
僕が樹を伐るのは趣味と実益を兼ねたこと(それに危ないし)なので、チェーンソーは使いません。
樹を伐ったり運んだりするのは結構体力を使いますし、筋トレにもなる、そして森の中で一心不乱に樹を伐るのは、精神的にも良い影響があると思います。
これを「木こりセラピー」として売り出せば、結構いけるんじゃないかなと思うのですが...
冗談はさておき、この2つの木の見分け方、機会があったら是非試してみてください。