近々、久しぶりに、外壁に焼杉を使った工事が始まります。
焼杉は、西日本では一般的な昔からの仕上げ方法で、今でも普通に見ることができます。しかし、なぜか東日本ではほとんど見られません。
焼杉というものを知った頃、「東日本に無いのは、合わない何か、があるのでは!?」と色々調べたりしたのですが、その理由にたどり着けませんでした。
それなら、と実験的に使ってみたのですが、施工、見た目、経年変化等々まったく問題はありません。それどころか、その味わいに、ますます私は焼杉のファンになってしまったのです。
うちでする焼杉は、30㎜の杉厚板を使います。
よく、「焼いた後タワシでこする」という話も聞きますが、素材感を生かすためタワシで仕上げはせず、焼いた板をそのまま貼ります。
結構焼くのですが、そもそも厚い板なので問題ありません。
焼かない木の外壁も当然いいものですが、焼杉には独特の良さがあります。
そして、いまだに東日本に無い理由がわかりません。
そして、いまだに東日本に無い理由がわかりません。