2025年4月13日日曜日

250413 実際のスケール

 先日、東京に行ったついでに、新国立美術館で開催中のリビング・モダニティー 住まいの実験室展を覗いてきました。

世界の名建築(住宅)のリビングデザインがテーマで、模型あり写真あり動画ありと、なかなか見応えのある展覧会でした。


写真とか模型は、展覧会にはよくあるのですが、今回の展示で凄かったのは実際のスケール模型が結構作られていた事です。

入るなり、意味ありげな窓のような開口があります。

なんだこれは?窓かな?

そんな事を考えながら中に入ると、最初の展示はコルビュジェの母の家でした。

僕は実際に母の家を訪ねているので、ああこれは母の家の窓か!とピンときました。


庭のテーブルの実寸模型もあります。

実際はこの窓の外側はレマン湖で、水面が広がっているのですが、今回はあの有名なスカイハウスの模型が見えました。

そこまで考えてレイアウトしてるんだろうか?




全部の展示の実際のスケール模型が展示されている訳ではありませんでしたが、その中で僕が一番感激したのは、ルイスカーンのフィッシャー邸の開口部です。




デカい!こんなにデカかったんだ!

今まで写真だけで見ていたので、実際のモデルを見て今までの認識の違いに驚いてしまいました。

一応プロなので、図面から大体の空間イメージは把握できるつもりなのですが、やはり実物を体感する事には敵いません。

そんな思いを汲み取っているのでしょうか、幾つもの実寸模型はなかなか良かったです。


最近は、設計する物件も、CGなどで実感スケールを把握しながらプランしているのですが、やはり実際中に入って体感する空間とは少し違うような気がします。

僕のCGテクニックが未熟な事もありますがね。


6月まで開催しているようですので、興味のある方はぜひ訪ね、フィッシャー邸の開口部のデカさに衝撃を受けてください。






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2025年4月9日水曜日

250409 座る2

 この4月から建築基準法が大きく改正されました。

簡単に言うと、建築確認申請の出し方が変わります。

うちの事務所では、設計内容に関しては今までの経験から、一般的な建築基準法よりも厳しい品質を保てるような仕様を標準にしていますので、内容は問題ありません。

しかし、その設計内容の表現方法を詳細にしなければならなくなった為、建築確認申請時に提出する図面や書類の量が増える事になりそうなのです。

でもまあ慣れてしまえば、それほど難しいことでもないのでしょうが、とにかく一度申請してみないと落ち着きません。


ところで、新しい法改正の話はまたの機会にするとして、先回の続きです。

ヨガには、週一回はなんとか通うようにしています。

前回の写真で載せた通り、ヨガマットはいつも広げてあり、仕事の合間のちょっとして休憩でも猫のポーズとかやっています。

しかし、いろいろ考えながらやっているのですが、やはり体が硬いため先生のようにビシッとポーズが決まりません。

それは仕方のない事だと割り切って、呼吸に集中するようにしていますが、そうは言っても柔らかい体になりたい気持ちもあります。

自分なりの柔らかい体の条件として思うのは、まずは股関節を柔らかく、可動域を広げる事。

そう考え、ポーズ以外にも最近はペタッと女座り?をしたり、股関節の可動域を広げるストレッチをしたりしています。

そうやっているうちに、股関節の可動域が段々大きくなってきました。


ところで、現代人がこれほど股関節が硬く可動域が狭いのは、椅子の生活だからです。

僕も子供の頃から椅子の生活で、床に座る生活に比べて椅子の方が優れていると思ってきました。

でも、今無理やり床のマットに座ってストレッチをしている事を考えると、実は椅子の生活は楽なだけで、床の生活の方が股関節には良いのではないでしょうか。

体幹のインナーマッスルに関してもそうだと思います。

僕は結構続けているので、胡座は長い時間できます。しかし、最初は腰とか背中が痛くなってしまい長時間座ることができませんでした。

でも、昔の床に座る生活をしていた人は、いくらでも胡座で座っていられたのではないでしょうか?

そして、股関節が柔らかい事もインナーマッスルが鍛えられている事も、人間の体にとっては良いに決まっています。

だから、昔の人の方が現代人より健康だった。

その事に関して、疑う余地はありませんよね!


そんな結論に達してから、僕はなるべく特にソファーに座らないようにしています。ヨガマットが敷いてあるので、そこに座ってコーヒーを飲んだり本を読むようにしています。

年を取ってからは特に、椅子の生活の方が楽だと言われますが、床の生活をしていた昔の人は年を取った時どうだったのか?

床の生活をしていた人は、現代人よりもヨガのポーズが得意だったんじゃないだろうか?

床の生活を意識しながら、これから自身の体がどう変わってゆくのか、ちょっと実験してみるつもりです。


現代人を蝕む我が家の快適なソファー 寝るのにも最高です





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2025年4月3日木曜日

250403 座る

僕は、昔からヨガの真似事をしています。

以前はスクールに通ったりしたとこともあったのですが、なかなか時間が合わず、定期的には通っていませんでした。

しかし、年と共に体が硬くなったり、何かとモヤモヤすることがあったりと、ヨガに救いを求めて、また最近通い始めました。

通い始めると言っても、スクールの方も(ヨガらしく?)緩い感じで、毎週何曜日の月謝制みたいな感じではなく、空いている時にスマホで予約する1コマ制なので、忙しい時は無理する必要もないのです。

通ってみると、自分だけではなかなか意識できない事を先生が指摘してくれるので、やはり良く、最近は週1回のクラスが楽しみになってきました。



ヨガは5000年の歴史があるといいます。

ほとんど素人の僕なりのヨガの解釈ですが、大切なのはポーズではなく呼吸だと思います。

よく言われるように、呼吸は副交感神経にアプローチできる唯一の方法で、座禅や瞑想は呼吸がほとんど全てだと思います。

ヨガはその呼吸を、様々なポーズを取りながら行います。

座禅のような決まった体位では、体や意識には同じような刺激しか加わらないのですが、様々なポーズを取ることで、そのポーズに応じた様々な刺激が加わります。

真の自我とか意識とかに向き合い、全集中するのは坐禅なのかもしれません。しかし今まで座禅もしてみましたが、僕は修行をしているわけではないので、様々な刺激の中で呼吸を通して自身の意識に向き合うヨガの方が性に合っているのです。

だから、ポーズは全然できなくても、呼吸をキチンとする事に集中してやっています。

ほんとヨガは良いですよ。



 新しくしたヨガマット 事務所でも息抜きにやってます




次回へつづく







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