甲府では明治以来の観測史上最高の100㎝超え。我が甲州市では120㎝は超えていそうです。
これはもう非常事態です。
水も食料もあります。電気がもし停まっても、最悪の場合キャンプ用のガソリンストーブとランタン、そして燃料もあるのでまあ2日くらい大丈夫。
それなら、じたばたしてもしょうがないので「今日は昨日からの雪かきで背中が痛いし、のんびりしてようか!?」などとのんびり構えていたのですが、ふと建物が心配になってきました。
下より積雪の多い事務所の屋根は大丈夫だろうか?
もしかしたら雪おろしをする必要があるのか?
そもそも雪おろしってどれくらい降ったらするものなんだ?
一端「雪おろし 雪の量」などとググって素人みたいなことをしてしまったのですが、よく考えると私は建築のプロです。計算で出せばいいのです。
基準法で決められている甲州市の垂直積雪量は35㎝です。でももう3倍超えています。
屋根の勾配と積雪量から積雪荷重を出し、一番ヤバそうな母屋の検討をしてみましたが、計算の結果200㎝を超えても心配ないことが判りました。
ひと安心です。
仕切りなおして、今日はのんびりしながらボチボチ雪かきでもしようかと思います。
それにしても、地震、台風、雪、花粉、PM2.5などなど、何が起きるかわからない今日この頃。
ここにきて建築は、一番大切な目的であるシェルターとしての役割をもう一度しっかり考える必要がありそうですね。
とは言っても雪かき。まさか地元でクレパスを見ることがあるとは...きれいな青ですが |