前回の続きです。
先日現場に行ったら、ちょうど瓦屋さんが屋根を葺いていました。
ただでさえ暑いのに、屋根に上っての作業なんて本当に頭が下がります。
「大変だね」とか話をしたのですが、「水分補給とか休憩とかきちんとしているし、習慣になっているのでそれほどでも...」という事でした。
それよりも、毎年お盆休み明けの方が体がなまってしまっているので大変なんだそうです。
とにかくご苦労様です。
瓦は金属板に比べて温まりにくくて冷えにくい素材です。
一見すると、瓦の方が室内は暑くないような気がします。しかし、最近の35℃を超えるような環境では、芯まで熱くなった瓦はそのままでは夜になっても熱を持ったままで、夜外が涼しくなったのに室内の2階は暑いまま、なんてことになります。
こんな時の解決法は、屋根に水を撒く、小屋裏を強制的に換気するなどです。
このように理屈を考え、日よけとか、打ち水とかの効果的な方法を駆使し生活を工夫することも「きちんと断熱すること」に加えて必要なことだと思います。
自然とガチンコで対峙するばかりではいけません。
katadesign.org
2015年8月12日水曜日
240419 新事業
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