同じウッドチップでも、最近流行って?いるウッドチップボイラー発電ではなく、ウッドチップでお湯を沸かし、それをダイレクトに使うというものです。
ウッドチップ発電というのは、ウッドチップをいわゆる火力発電所における石炭の代わりに使うようなものと考えれば良いと思います。
A:ウッドチップを燃やしてお湯を沸かす→B:その蒸気でタービンを回して発電する→C:その電気が各家庭に送られる→D:その電気を使ってエコキュートでお湯を沸かす
こんな流れでしょうか?
もしこれが家庭にウッドチップボイラーがあれば、B以下は必要なくなり大変効率的なのは言うまでもありません。
そして、木は確かに燃えますが、石炭などの化石燃料と比べるとエネルギー効率が劣り、これで石炭と同じように発電しようとするならば、日本の森の木がすぐになくなってしまうことは目に見えています。
このような理由から、ウッドチップを使うならダイレクトに使うべきなのです。
何かウッドチップ発電と聞くと「森に優しくて、エコで良い!」みたいな感じがします。
でも全然違います。
今日は知ってもらいたくてここに書きました。
言うばかりでは何も変わりませんので、僕自身これからどんどん実践してゆく覚悟でおります。
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