2025年2月6日木曜日

250206 オススメです

最近、K農園さんの販売所の相談を受けています。

フルーツを中心に、美味しくて品質の良いモノを頑張って作っていらっしゃるご夫婦です。

最近は県内の農業従事者の方も高齢化が進んでおりますが、Kさんの様に若くて頑張っている方を結構見聞きする様になりました。

そう言えば、以前ここでも書いたマル神農園さんも若手農業経営者のお一人です。


自分より若く、頑張っている方とお話し(打合せ)をするのは結構楽しく、扱っている商品なども頂いたりして、なかなか設計者冥利に尽きる日々を過ごしています。





先日はこんなモノを頂きました。

葡萄の枝で作ったペン(これが結構手にフィットする)

いちじく、黒いブドウ、シャインマスカットのドライフルーツ(これは良い感じで瑞々しく味もしっかりしていて美味しい)

そして桃ジュース。



山梨県人あるあるだと思うのですが、僕は桃が好きではありません。

子供の頃から周りに桃が溢れており、食べ過ぎというほど食べていたわけでもないのですが、とにかく桃は大人になってから殆ど食べたことはないのです。

そこで頂いたのがこの桃ジュースです。

桃も好きでないのに... それに知っている方もいるでしょう、桃ジュースと言えばネクターです。

「ネクターみたいなモノなんだろうな〜 でもせっかく頂いたので飲んでみよう」と恐る恐る飲んでみると、ウマイ!

桃100パーセントからイメージされるネットリ感は全くなく、スッキリ飲みやすくホント美味しいのです。

元々桃好きの相棒も絶賛です。

他に頂いたドライフルーツも美味しかったのですが、マイナス評価からプラス高評価への上げ幅が大きかった衝撃も加わり、僕はこの桃ジュースのファンになってしまいました。



次の打合せの際にそんな話をし、写真にある小ビンではなく、1L入りの大ビンを1ダース譲ってもらいました。

とりあえず、桃好きな両親に届けると、もちろん大絶賛。

「とりあえず5本置いてゆけ」と言われ、5本減ってしまいました。

僕が自信を持ってオススメするカノハタ農園さんの桃ジュース、是非飲んでみて下さい。

ちなみに、ブドウジュースもあるみたいですよ😋









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2025年1月29日水曜日

250128 タイムマシーン

僕は、日本国内は結構訪ねたことがあるのですが、博多は今までありませんでした。

しかし先日、博多を訪ねる機会に恵まれ、ついにあの屋台街を体感することができました。

東京に比べれば、ちょっとのんびりしているけど、街も大きく、食べ物も美味しいし、なかなか良い街で、僕はすっかり博多のファンになってしまいました。



博多に着いたのが13時頃。夜の待ち合わせ時間まではフリーです。

さてどうするか?

ホテルでゆっくりしようとも思ったのですが、建築を生業とする者として流石にそうはいきません。

「博多建築」でググると、太宰府天満宮が出てきました。しかし僕は、博多はなくとも太宰府天満宮は訪ねた事はあったのでパス。

他を探すと「北九州市立美術館」が見つかりました。

九州は、前日亡くなった故磯崎新さんの出身地で、彼の初期の作品がいくつもあります。

僕は、磯崎建築は、関東のものや外国のものは幾つか訪ねた事はあったのですが、九州に建つ初期の磯崎建築を訪ねた事はありませんでした。

博多市内から北九州まで車で1時間以上かかります。どうしよう?

でも、もしかしたら二度と来る事はないかとも思い、ギリギリの時間でも入館できれば良いくらいのつもりで、レンタカーに飛び乗りました。



着いたのは閉館1時間前。

内部空間を体感できれば良いと思っていたのに、ついでに「磯崎新展」も開催中で、建物も含め、充分磯崎新を堪能することができました。

僕が建築の仕事を始める前の建築で、多少古い感じはしないでもないのですが、今まで僕が訪ねた、コルビュジェやライト、アアルトの建築と同様に、そんなものを超えた名建築な感じですね。






若い頃、雑誌「新建築」の月評を毎月の楽しみにしていたのですが、磯崎さんの月評は難解で、読んでも全く意味が解りませんでした。

しかし、それが返って楽しみで、月評を楽しみにしていたのを思い出し、同様に、大変だったけれど楽しかった昔の事務所での事をいろいろ思い出しました。

「でも、今なら理解できるのか?」

ふとそんな思いが頭をよぎり、ミュージアムショップで彼の自著を購入しました。






まだ開いていません。それに、スマホに侵されている今の僕には昔以上に理解できないかもしれません。でもそれがタイムマシーンの扉のような気がして楽しみです。








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2025年1月14日火曜日

270114 まじない

 「まじない」って、漢字だと「呪い」って書くみたいです。

ちょっと怖い感じですね。

でもウチの「呪い」は、可愛くて頼りになる奴です。


赤青は床暖房の配管です



毎年、薪ボイラーのボイラー室には、一般的な火の神様ではなく、こんな感じでクジラの絵を描いて祀(まつ)っています。

火の神様の力とを借りるのと同時に火の用心を願うのですが、火の用心の方が優先順位が高いのは言うまでもありません。

だから、よくあるお札なんかではなく、圧倒的な水量のクジラに縋(すが)っているのです。

家程度の火事なんて、クジラが潮吹きすれば一瞬で消えそうですからね。


こういった「まじない」は、古い建物によく見られます。

有名どころでは「シャチホコ」。

詳しくは忘れてしまいましたが、何かひねりの効いた火を鎮める和歌を屋根裏に書き記す、なんてのも昔どこかで見たことがありました。


シャチホコは、屋根の上に消火栓を付けるようなイメージなんでしょう。

想像上の生き物なので、そのパワーは未知数なのですが、クジラと同様に圧倒的な消火能力を持っていそうです。



恐ろしさを理解した上で火を利用し、その恩恵を受ける。

感謝と恐れが混在している為「呪い」はちょっと怖い感じになるのでしょう。


IHヒーターとかを使っていたのでは、この感覚に達する事はできません。

そして、いくら裸火を使わない生活をしていても、この世から火災は無くなりませんし、最近のカリフォルニアの火事、世界一の大国アメリカでも火事を抑える事はできないのです。

最近、キャンプや焚火ブームですが、みんな、そんな事を無意識の中にも感じ始めているんじゃないですかね。


早いもので正月が明けて、もう半月経ってしまいました。

この楽しい季節も、あと2ヶ月ちょっと。

クジラに任せっきりではなく、自身でも十分用心しながら春を待ちたいと思います。






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