僕は脚が長い(胴はもっと長い)ので、プリウスのワゴンです。
半年で走った距離は1.3万キロ。以前乗っていたレガシーの燃費(10km/L)と比べて、倍以上の燃費(21km/L)なので、ガソリンが140円/Lだとして、そのおかげで浮いたガソリン代を計算してみると13000÷(21-10)×140=165,454
車は移動するための機械? |
おーっ!16万円も得してる。
と思ったのですが、「そんなはずはないな」と思いもう一度計算し直してみると
13000÷10×140 -13000÷21×140=95,333 でした。
なんだ9万円か!いえいえ、先ほどの16万には劣りますが、これも立派なもの。年間で19万円が浮きそうです。
今も県外で仕事をしていますが、車を換えてから、いろいろな所に行く事がさらに多くなりました。
僕のテーマは「いろいろな所に出かけて行って、たくさんの人に会う事」です。
移動に関わる問題。「時間とコスト」のうちコストがだいぶ低減されたので、後半も浮いた9万円分は余計に出かけて行こうと思っています。
シナジー効果です。
こんな事を書いて今日は終わろうと思っていたら、ふと同じような事が思い浮かびました。
古民家の再生をしてゆく中で、いつも問題になる事があります。
それは大きい事。
80坪なんてのはざらなのですが、当然ながら、ふつうの家族が住むのにそんな大きな家は必要ありません。
では、なぜそんなに大きいのか?
考えてみると、昔は大家族だったとか、養蚕ををしていたとか、家で結婚式をしていたとか、大きいのには理由があって、つまり「ねぐら」としての目的以外の事がたくさんあり、家がそのほかの目的で稼いでいたのです。
それを現代の生活に当てはめて見ると、家は昔ほど稼いでいませんね。
この「稼ぐ」は金銭的な意味ではありますが、僕の車の場合のように、お金だけの意味にとどまらないとも思います。
プリウスに換えてみて僕は今、「稼ぐ家の方がいいに決まっている」と思っています。