どなたもそうだと思いますが、僕も「何でこんなもの買ってしまったのか?」と思うようなモノを結構持っています。
最近で特に印象深いのは、半年ほど前に買った5キロの鉄アレイ。筋トレ用にと思い、でもあまり重過ぎると続かないと思って微妙な重さを買ってしまったのですが、慣れてしまいもう使わなくなってしまいました。
5キロ分のささやかな筋肉は付いたのだからそれは良いのです。しかし結果的には使わなくなるようなモノを、先のことを考えずに買ってしまったという事になります。
ゴミに出すわけにもいかないので、最近そういったものはリサイクルショップに引き取ってもらっています。
リサイクルショップは、かなりのものを引き取ってくれるありがたい存在です。近くの「オフハウス」というお店。すばらしいです。
あとは市のゴミ処理センター。例えばパソコンのコードみたいな、鉄とプラスチックの複合ゴミみたいなシロモノでも、おじさんが笑顔で引き取ってくれます。わが甲州市のゴミ処理センターもすばらしい。
でも、そんなすばらしい人達?のおかげに胡坐をかいて何も考えずにゴミを出して良いのでしょうか?そして、素晴らしい人達の手にかかってもどうにもならない、どう考えても再利用できないモノもあります。
一説によると、太平洋上のある場所には、ヘドロのようになったプラスチックが海上を漂っているとかいないとか。
そんなこんなで最近は、モノを手に入れる時には捨てるときのことも少し考えるようになりました。
まあ問題の多くはプラスチックなのですけれど。
プラスチック以外のものは、いわゆる土に還るのですが、ここから今回の本題です。
生ゴミの話です。
世の中の大部分の人は、生ゴミをゴミとして出しています。それをどこかの処分施設に出せば、焼却して埋め立てでもするのでしょう。
でもこれって、あらためて言うまでもなく、すごく無駄なことをしています。
庭に穴でも掘って埋めておけば処理され、それが肥料になったりしたりするのに対して、生ゴミをゴミとして出すと、
運ぶ手間がかかる、汚い、ゴミをカラスに荒らされたりする、焼却するの燃料代がかかり、それはどこか遠い国の石油会社?の利益にしかならない、焼却する際に大気を汚す、最終的に埋め立てても汚染ガスなどの問題は残る、などなど。
数字だと、僕の感覚ですが+10に対して-80くらいの差があるのではないでしょうか?
生ゴミはそれ自体だけでなく水分も多く含んでいるので、水を含んだままなんて事になると、ただ水を蒸発させる為に無駄な手間と時間とお金を使っているということにもなるのです。
そんなわけで、山梨の理想の家のきまり として 生ゴミは庭で処理してしまう ということを挙げたいと思います。
ただ、これは庭のない(少ない)家ではなかなか難しいことです。
ですから、生ゴミをゴミに出すことがどれだけ無駄なことか、イメージしてもらうだけでもいいと思いますよ。