亡くなられた方もいます。心より御冥福をお祈りいたします。
一刻も早い復旧を願うのですが、雨の時期は進行中であり。同じような雨がまだ降る可能性があります。
去年の台風では、僕の両親が住んでいる地区にレベル4警報が出され、避難させたことを書きましたが、もう日本中どこで水害が発生してもおかしくないのです。
国にどうにかして欲しいてと言っても、治水はそう簡単にできる事業ではありませんので、これから毎年日本人は、この様な水害と付き合っていかなければならないのです。
住宅を設計する時は、敷地のファザードマップを確認し、浸水区域なら出来るだけ高く設計する様にしていますが、最近は、ファザードマップ見て、グーグルで上からの写真で地形を確認するなど、より注意深く水害の可能性を推測する様になりました。
甲府で今設計しているK様の住宅も、浸水想定1m地域なので、それを考慮して高さを設計しています。
ところで、色々調べてみたら、山梨県の甲府でも過去に大きな水害に見舞われた地域がある事を知りました。
甲府市のHPより(勝手に使わせてもらいます)
信じられません。
そして、もっとアンビリーバボなのですが、甲府の小瀬(小瀬スポーツ公園があるところ)周辺の家には、昔は屋根裏に船があったそうなのです。
そんな船が必要なくらい頻繁に洪水が起こっていたの?
でも、仮に洪水が頻繁に発生したとしても、昔の甲府なんか、土地などいくらでもあった筈なのに、なぜ船まで用意して住んでいたのでしょう?
ナイル川の様に、洪水によって土地が肥沃になり、コメの収穫が上がったから?
自然と共に生きる、なんて簡単な話では片付けられませんが、とにかく言えることは「人間は自然を抑えることはできない」これに尽きるのでしょう。