2020年12月18日金曜日

201218 コロナ対策

最近、Gotoで結構揉めていますね。

コロナで大打撃を受けている業種もある反面、例えば今年はおせち料理がバカ売れだとか?

そこらへんを上手く分配し、みんなで助け合えるような方法ってあるんじゃないですかね!

コンピュータやインターネットがこれだけ発達したのに、コロナ対策でやってることはまだまだアナログです。まだ無理なのか、それとも日本が遅れているのか?

株価が上がっているのも理解できません。外資が入っているのか?給付金とか補助金とかの効果が出ているのか?ワクチンの見通しが立ったからなのか?

まあ、色々思うところある今日この頃です。


建築業界もこれからだんだんと影響が出てくると思われますが、建築業界に対してもコロナに対する経済対策が先日発表されました。

グリーン住宅ポイント制度です。

僕個人的に言えば、今計画中の新築物件がちょうどハマりそうで、結構な補助金(ポイント)が入りそうなのです。

ありがたいことです。


政府からの資料なのでそのまま載せちゃいます


上の資料にある通り、既存住宅のリフォームも対象になります。しかし、なぜソコをもっと突っ込んでいかないのかな?と思わざるを得ません。


前にも書きましたが、断熱は性能が上がれば上がるほど、返って弱いところから熱が出入りするようになってしまうのです。

例えば窓だけ変えても壁がスカスカならほとんど効果が無く、窓も壁も天井も同じようなレベルで断熱改修しなければ意味が無いのです。

例えば、ビニール袋に空気を入れ穴を開けたとします。そのままなら中の空気はそこそこ残って袋は膨らんでいますが、ギュって握って圧を加えれば空気は出て行ってしまいます。

断熱性能も同じ。部分的に圧(性能)を上げても、穴(性能が弱い部分)を塞がなければ意味が無いのです。


菅総理は先日「2050年までに云々」とか言われていました。そして、住宅の断熱性能が上がれば、エネルギー消費量が減ってノルマ達成に大いに貢献し、住む人が健康で医療費も抑えられます。

さらに、付帯工事とともに経済的に大きなウエイトを占める建設業者の仕事も増え、経済も回ります。三方良しである既存住宅の断熱改修に、なぜもっと突っ込まないのか不思議でなりません。

一般的な既存住宅を断熱改修するのに、コストは100万円以上かかります。せめて半分以上、60万ポイントくらい出れば結構進むと思うのですが.....


車をEVにしようと思って10年も取り組めば、かなり変えることもできると思いますが、建築はそうはいきません。

建て替えスパンも長いし、今後は建て替えも少なくなるでしょう。この機会に断熱性に対する日本人の意識と、実際の既存住宅まで変えてしまわなければ、今後こんな機会は来ないでしょう。最初で最後のチャンスだと思いますよ。



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231219 気になること

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