印伝とは、山梨県の伝統工芸品で鹿革に漆で文様をつけた革製品です。僕も名刺入れは印伝を使っています。
僕も使ってはいますが、それは県外の人との名刺交換にはインパクトがあって重宝するから。でも本心は、「ちょっとオジサンっぽい」というイメージがあります。ウチの父も、財布は昔からずっと印伝ですしね。
そんな位置付けだった印伝。
先日、ある人から印伝のプレゼントのリクエストを受けたので、甲府に行ったついでに印伝屋さんの本店に買いに行きました。
いつも前を通って、素敵な店舗だとは思っていたのですが、中に入ってビックリ。
印伝の製品が素晴らしいのです。
伝統的なデザインの他に、新しく洗練されたデザインの物がたくさんあります。
「ちょっとオジサンっぽい」なんてイメージは吹っ飛んでしまいました。
そんな目で見ると、僕が使っているトンボ模様とか、父が使っていたオジサンぽいツブツブ?みたい伝統的デザインも、なんか良く見えてきます。
写真もそうですが、女性物が充実していて、見回すと若い女性客も結構居ます。
お目当の製品を手に入れた後、店内を見回していると、男性物で品の良いポーチがありました。
印伝は革製品で値段もソコソコするのですが、よくあるブランド物なんかと比べると割安感はあります。
そのウン万円のポーチ、ポーチなんていつも使わないのに、危うく買いそうになってしまいましたが、なんとか堪えてお店を後にしました。
「僕もあのポーチを持てば、素敵な甲州ジェントルマンになれるかな?」
実は、まだ悩んでいます。
さすがに20歳台には似合うとは思えませんが、それ以上の方、印伝オススメですよ。
そうそう、印伝と言うのは「印度伝来」が名前の由来だそうです。