原村のストーブハウスさんを訪ねた後、午後から笛吹市の工務店で打合せをしました。
午前中の、「炎から発展して、今日本では道具としての刃物が見直されてきている」という話をしたら。
親方曰く「イヤイヤ、日本刀のある日本の刃物文化は、昔も今も世界一でしょ!」
そう言って奥からコレを持ってきてくれました。
槍ガンナ。
鉄の部分だけ打ってもらい、柄の部分は自分で作ったそうです。
大工さんは刃物をリスペクトしている方が多いのですが、そうは言っても槍ガンナを持っている人に会ったのは3人目です。
こんな感じで引いて使います。
「いやーHさんも好きですね〜」「コレってほとんど槍ですよね」とか「ノミやカンナは研ぐけど、俺も流石にコレは研げないな」とか話しながら、話は戦国時代に至り、改めて日本の刃物文化を再認識しました。
僕は、薪割り道具をホームセンターで買った安いもので済ませ、結構いい加減に使っています。
しかし、今日の出来事がきっかけで「良い刃物を購入し、研ぎながら大切に使ってみよう」と思い始めています。