2018年7月6日金曜日

180705 既存建築物2

前回の続きです。

既存建築物を、確認申請の対象になる建築行為をする際には、役所に行き今まできちんと手続きがなされていたか確認するのですが、平成に入ってから(と言ってももう30年も前ですね)の建物でも、結構いい加減な手続で済ませていたものがあります。

そのような建築物は当然完了検査など受けていないので、関わった(設計者も含めた)建設業者のモラルによって、いい加減にするならほんといい加減にできるのです。

いい加減なが手続きだけで、実際の建築物は建築基準法に則って施工されておるのなら、まあ手続きだけの話なのですが.....

以前は、敷地から建物が外に出ていたなんて事もありました。



また、知らなかった事により客観的にみると、結果としていい加減と同じになってしまったという事もあります。

先日の地震で倒れたCB塀はこれなのかもしれません。

何れにせよ、建築基準法を遵守しつつ、さらに自身で考える事が必要だと思います。

建築の一番の目的はシェルターなのであり、それがいい加減だと、人の生命健康に大きな被害をもたらすのですから。






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