どこかで書いているのですが、ちゃんとまとめます。
きまり22は「木の香りがする家」です。
ただ、前置きが付きます。
「ずっと」です。
木の良い香りは、木の中にある科学物質が気化して出てきたものです。
一般的な建築物は「骨と皮」で構成されているのですが、そのうちの皮だけに木を使っているのでは、良い香りのする科学物質の全体量はたかがが知れています。
皮だけ木の家は、新築当初は「良い木の香り」がします。しかし、一年も経てばどうでしょうか?
ですから、「ずっと木の香りがする」ためには皮だけではダメなのです。
だから骨も木を使って、できるだけ木の特性(この場合は良い香り)を活かしきるような使い方をしたいと思うのです。
こんなに木を使っているのに、隠してしまってはもったいない! |
「木の特性」には、香り以外にも「手触り」とかありますので全くダメだとは思いません。だから、プラスチックの内装などと比べたら遥かに良いとは思います。
しかし、大きな特性である「香り」を活かしきらないのはモッタイナイ事だと思うのです。
あと、木の香りには「燃えた木の匂い」も含まれます。
これは誤解されそうですが、最近のブログを読んでもらえれば感じて頂けると思います。