ウチでも今から豆まきをします。最近は恵方巻きが流行っているみたいですが、そちらは興味ないので、ウチの夕飯は普通のご飯です。
最近で言えば、鬼はコロナウイルスですね。まだワクチンが無い未知のウイルスを前にして、昔の人が、鬼が入ってこないように豆まきした気持ちが解らなくはない気がします。
ところで、今日工務店の作業場に打合せに行ったら、現場で使う材料がもう入っていました。
挽きたてのヒノキは特に良い香りがします |
最近の木造住宅はプレカットが多い(ほとんどだという印象です)のですが、今回は手刻みで、材料はヒノキを使います。
プレカットの場合、材木はベイ松とか集成材がほとんどです。
今、ほとんどの住宅がプレカットということは、木造住宅のほとんどの材料はベイ松とか集成材ということとになります。
つまり、ヒノキの需要はほとんど無く、そのため最近はヒノキの方が値段が安いのです。
しかし、日本の建築材料の横綱であるヒノキに対する扱いが、こんなことで良いのでしょうか?
ウチの山もそうですが、植林して手を入れずに放置されているヒノキは、日本中の山に沢山あります。
あらためて、変わってきた社会構造による山の問題を目の当たりにするのですが、どんなに社会構造が変わっても、この世には鬼も福も居るのです。
同じように、日本で木造の家を建てる材料は、横綱であるヒノキが一番なのは普遍的なことだと思います。
それとも、時代と共に変わる事こそ自然なのでしょうか?