そう思っている方は「美味しんぼ」の読者ですね!
足の調子(ギブスとれました!)がまだ万全ではないので、お盆休み中はボチボチ仕事しながら「美味しんぼ」でも読んでノンビリ過ごすかな、と思っていたのですが、思いがけずに究極のローコスト住宅に取り組む事になりました。
そして「僕はこういう星の下に生まれているのだ」と改めて思う反面、お話を頂ける事に感謝しています。
ローコスト住宅は、ある意味、住宅設計の永遠のテーマです。
僕も今まで幾度となく挑戦してきましたが、重要なことは、
・クライアントがその生活スタイルを受け入れてくれるか?
・最初から最後まで気を抜いてはいけない
この2点だと思います。
また、施工業者やその下請け業者だけに負担をかけるだけでは、ただの搾取住宅で、いずれは天罰が下ると思います。
そんな事を念頭に、今までの経験と知識を総動員して、あれやこれやと考えているのですが、最初に考えるのはやはりシンプルな間取りです。
シンプルな間取りから、力を早くに地面に伝えるシンプルな構造、部材の均一化、などなどを意識し、配置計画、平面計画、断面計画、架構計画、立面計画を同時に考えています。
今はCADで可視化しながら作業できるので、チェックも簡単になりました。
カッコよくて、理にかなった住みやすいローコスト住宅。そこに少しでも近づこうと考えるのは本当に楽しく、時を忘れてしまいます。
これこそ設計の醍醐味だと思います。