2019年8月6日火曜日

190806 8月6日

今日は8月6日です。

個人的には、あと2日で足のギブスが取れるので、「ギブスが取れたらサウナに行くぞ〜!」と、もうソワソワしています。やっぱりサウナですな。



あとは原爆の日です。

ギブスは時が経てば取れるけれど、原爆を含めた戦争の記憶は、時と共に風化してしまいます。

最近、人に勧められて、山崎豊子さんの「不毛地帯」という本を読みました。5巻から成る結構なボリュウムの小説で、内容はシベリア抑留がメインです。

素晴らしい小説で、あっという間に読んでしまいました。



今、リアルで戦争を体験した方はほとんど居なくなってしまっています。

原爆もシベリアも空襲もそして特攻隊など、戦争の記憶は確実に薄れてきていると思います。

最近、あちらこちらで戦争に関する発言をする人が居ます。

しかし、その人達はどれだけ戦争について知っているのでしょうか?

広島や知覧を訪ねたり、本を読んだりした上での発言なのでしょうか?



古代から人の争いは絶えないし、戦争も無くならない、人がどんな発言をするのも自由です。

それが人だと言ってしまえばそれまでです。

しかし、せめてそのような歴史を知りたいし、知っておきたいと思うのが人間の理性だと思います。

自分にもそのような血が流れている、と知って行動するのが、せめてもの理性だと思います。



東京に、広島の原爆資料館と知覧の特攻平和記念館とシベリアや東京大空襲を、全部引っくるめて体験できる国立戦争資料館を造れば良いのにと思います。

広島や知覧を訪ねるのは大変ですが、東京にまとまっていれば多くの人が訪れるでしょうし、修学旅行で行くのを義務にすればいい、さらに、世界の超一流建築家が建物を設計すれば世界中から人が押し寄せます。

レガシーって、こういうことを言うのではないのでしょうか?



僕は改憲に反対ではありません。

しかし、投票率が半分ほどの内閣がする改憲には反対です。

戦争の事を知った上で、そろそろ憲法(主に戦争)に関する真剣な議論を全員で始めないと、このまま行けば日本は変な国になってしまいます。








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