2019年8月26日月曜日

190826 甲州偉人伝

韮崎方面での打合せがありました。

事務所のある甲州市から韮崎まで、甲府の市街地を越えて行く時は、通勤ラッシュの時間帯は時間が読めません。

僕は、時間はかなり自由になるので、出来るだけ混む時間帯を避けて移動するようにしているのですが、先日は、ついうっかりラッシュ時間に移動する約束をしてしまいました。

通常なら1時間強かかるので、余裕を見て2時間前に事務所を出たのですが、意外に混んでおらず、だいぶ早く着いてしまったので、周りをウロウロ。

稲穂が良い感じです。

事務所のある甲州市は、果樹園ばかりで田んぼはあまり見かけないので、久々でいい景色を眺め、ちょっとした旅行気分を満喫できました。









この辺りの釜無川沿いは、全国的にも美味しい米の産地として密かに知られています。

僕も毎年この辺りの米を譲ってもらっていますが、有名どころの米にも引けを取らない美味しさだと思います。

いつも「稲作は本当の日本人の心ではない!」などと主張していますが、それは置いといて、田園が黄金色に変わる秋の風景はやはり良いものです。



ところで、この辺りの田園が成り立っているのは、山の麓を流れる徳島堰疎水があるお陰です。









写真では位置関係がよく分からないと思いますが、山の中腹をこのような多量の水が流れているので、とても不自然に感じます。

どのような経緯で存在しているのか知らなかったので、ググってみました。

今から300年以上前に、徳島兵左衛門という人が造ったことが分かりました。



この疎水は全長17kmあるそうです。

江戸時代、この工事をするのは恐ろしく大変だったでしょう。

それを、未来を見据えて、私財を投じて造ろうと考えた徳島さん。そして工事をした人達。

現在、そんな素晴らしい話があるでしょうか?



郷土の素晴らしい先輩の話に、思いがけずに感動してしまいました。







・・・カタデザインのHPこちら 













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