基調講演で講師の方が言われていたのですが、日本の国家予算(一般会計だけです)は76兆円で、そのうち公共工事は7兆円だそうです。
しかし、昔一番多かった頃は14兆円だったので、半分近くになってしまったそうなのです。
医療費は36兆円。その他の大部分を占めるのは国債などだそうです。
公共工事をすると、多くの人にお金が廻ります。
しかし医療費が増えても、儲かる(言い方が適切ではないかもしれませんが)のは医療関係者、ひいては外国の製薬会社で、消費者にお金が廻ってきません。
景気が悪くなるのは明白です。
そして医療費が多いということは、不健康は人が多いということです。
不健康な人の多くて景気が悪い社会が明るいはずがありません。
公共工事の予算を増やす → 多くの人が建設業に従事し、その仕事で体を動かす(基本的に建設業はデスクワークではないので) → その人達は心身ともに健康になる → 消費者にお金が廻り、医療費が減る → 最初に戻る
公共工事だけに限らず、デスクワーク以外の仕事にお金を廻し、健康な人を増やす。
あながち冗談とも言えない経済再生のシナリオだと思うのですが.....