今回も上棟式の話です。
前回の上棟よりも前に、以前書いた古材の梁を納めた住宅の上棟式が行われました。
こちらの屋根もやはり切妻、そして軒の出は4尺あります。
僕は今まで軒の出1100までは設計した事があったのですが、1200は最高記録です。
シンプルで大きな屋根は、先日書いた雨への安心感と共に、日差しを遮る安心感が凄くあり、工事中から、もう既にその効力を発揮しています。
そしてモチロン美しい。「建築の美しさは屋根で決まる!」と昔読んだ本の中で巨匠が書いていたような.....
「美しく安心感のある大きな屋根、しっかりとした骨組み、そして高い断熱性がある家は、これからの日本の家のスタンダードになるはずです。」
設計者のご挨拶で、そんな話をさせていだだきました。
上棟式に参加をすると、建主から引出物を頂きます。
昔からの名残で、それはバケツに入っていることが多いのですが、そんな訳でウチにはバケツがたくさんあります。
バケツは、今までの僕の仕事の証だと思っています。
ありがたいことです。
今後もバケツ目指して頑張ろうと思います。