2017年10月10日火曜日

171010 作用

野菜をいただきました。

まるで大地のパワーを吸い取ったかのような、濃い味のする野菜です。

こんなのを食べてしまったら、もうスーパーで売っているものなんて食べられません。

こんな素晴らしい野菜を売ってる八百屋さんが、近くにあれば流行るだろうなと思います。



どれも美味しかったのですが、特に上のチンゲンサイが絶品でした。


ところで、僕の人生のテーマの1つに「地域でお金をまわす」というのがあります。

だいぶ前にここで書いたような気がするのですが、どこだかわからずリンクできないので簡単に言いますと、「できるだけ近くで買い物をする」ということです。

お魚も、服も、家も全部近くで揃えるのが理想。
そうすれば、地域のお金が外に出ないで、地域が潤う。
そして「お金が回る」ということは、一緒に情報や人との繋がりが回る。

こんな感じ。

前書いた、「暖房のエネルギーを得るために近くのバイオマス燃料を使う」のも、もちろんそうです。

でも今の時代、完璧に「できるだけ近くで買い物をする」だけで生活するのは、ちょっとしんどいですね。



例えばOS。

山梨甲州産のなんてもちろん無いし、国産のOSもありませんから、仕方なくwinかmacを使わざるをえません。

そうやって地域、日本のお金が出て行ってしまうのです。



無いものは仕方がないとしても、あっても選ばれないものもあります。

例えば自動車。

ドイツ車とかが巷に溢れていて、これは説明の必要もありませんね。



つまり「地域でお金をまわす」為には、その地域の人も頑張らないといけないということです。

建設関係者は、大手のメーカーに負けないものを提供できなければならないし、服屋さん、靴屋さん、魚屋さん、喫茶店も同じです。

そう考えると、「地域でお金をまわす」ということは結構ハードルが高いのですが、これをしてゆかないと地域に未来はありません。



最近あちらこちらで見かける、若い人がしているおしゃれなカフェやパン屋さんなんて、「地域でお金をまわす」作用?が自然発生的に出てきたような気がします。

野菜をくれた方もまだ若いのですが、彼ともちょっとそんな話もしました。



若いモンに負けないように、僕は建築で頑張りたいと思います。






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