僕は、民家の再生の時もそうしているのですが、全く変えてしまうことはしません。
既存の建物に刻まれている、時間の記憶を残すようにしています。
今一番大切なのは時間です。
(今回の場合は)20年以上かけて刻まれた建物の記憶は、他に変えられないからです。
今回は、色と手摺のデザインを残すようにしました。
このところの週末の台風で、観光などは大きな打撃です。
しかし現場サイドから見れば、せめて週末でよかったといったところでしょうか。
晴れるのが一番ですが、それはそれで困る人もいます。
なんとか、寒くなる前に完成できそうです。