僕は今まで寒いのは苦手ではないつもりでしたが、お年頃でしょうか、年々寒さが堪えます。
寒くなって実感するのは、「やはり壁より窓の方が断熱性能が低い」ということです。
建物、家の話です。
ウチは、はめ殺しの大きな窓がたくさんあります。
トリプルガラスではないけれど、複層で断熱性能はかなり高いものを使っており、スクリーンはハニカムの断熱性の高いものを使っているのですが、やはり窓際は他の壁部分と比べて寒いのです。
実際に赤外線温度計で計測してみると、今朝は、壁が17℃位に対して15℃位でした。
この2℃の差を結構感じます。
体感というものは、比較が大きな要素を占めると思うので、もし壁も15℃だったらあまり寒さを感じないのでしょうが、差があることで寒さを感じてしまうのでしょう。
もしこれが、20℃と18℃だとしても同じことだと思います。
全体として断熱性の高い家をつくることは大切なのですが、窓のレベルを、それ自体と、補助部材を合わせるなどして、壁のレベルに合わせることも非常に大切なことだと感じます。
単純に窓が小さく少ない方が断熱的には良いのですが、そういうわけにもいきません。
設計者の腕のみせどころだと思います。
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