2017年11月7日火曜日

171107 ホスピタリティー

最近、僕の周りでも人手不足の話を聞くようになってきました。

建築関係だと、大工さんがいない、監督さんがいない、他でもコンビニのバイトがいないとか、色々聞きます。

先日、知り合いのゴルフ場を経営されている方と話をしたのですが、東京オリンピックとかも原因なのでしょうけれど、根本的な人口減少がいよいよ差し迫って来たと言っていました。

ゴルフ場もキャディーさんが集まらないそうです。



これから生き残ってゆくためには、何をしなければならないかも大切です。

ただ、いくら自身の経営がうまくいっても、今までならお金を支払って当然受けられていたサービスが受けられなくなる恐れがあるということ、社会全体として助け合いの気持ちを持たなければ、これからは立ち行かなくなる、という話を経営者の方としました。



個人的には、これからは、やはりホスピタリティーの時代だと思います。

今まで、いろいろな場所に行き、様々な経験をしてきたなかで思うのは、プロであろうとなかろうと、人からおもてなしを受けたことが一番の良い記憶として残っているということです。

どんな美味しい料理も、店の人との楽しいやり取りや、仲間との語らいがなければかすんでしまいます。

おもてなしの図書室

逆に、それらがあれば満足できるのだと思います。

今まで、それは一部の人だけのものでしたが、これからは社会がそうなるのです。



社会全体としてマクロで見ればどうなのか分かりません。

ただ全ての人が、働く人であり、サービスを受ける人でもあるので、みんがなホスピタリティーを持てば、これから先も悲観することもないような気がします。







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