2017年11月21日火曜日

171121 想定内

これでやめにします。関西シリーズ。



最後に、六甲山頂の「六甲枝垂れ」に行ってきました。

僕は、前にもここを訪ねたことがあったのですが、ちょっとした発見がありました。

ここは、言葉で言い表すのが難しい、変わった建築物です。

気になる人は検索してみてください。



ちょっとした発見というのは、

この建築物の中心に、板張りの富士山をスリムにしたようなモノ?が立っているのですが、その下見板貼の重ねしろの部分が腐っていたのです。

裾野が広がる、ある部分から下は勾配が緩いので、水のキレが悪いからでしょう、腐っています。

自然環境が厳しい六甲山頂の雨ざらしの木の板は、「7年経つとこれくらいの勾配部分まで腐ってくる」というのが良く分かる良いサンプルです。





上の写真の真ん中あたりまでちょうど腐っていました。

腐っていていいアジだったのですが、これも想定内で、このままにしておくのでしょうか?







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