2017年10月19日木曜日

171019 講習会

住宅省エネルギー技術講習会の講師をしてきました。

講習には施工、簡易計算設計と詳細計算設計があり、昨日は施工講習でした。



設計側がいくら計算して断熱性能を良くしようとも、それは文字通り机上でのお話。

実際の現場がそのようになってなければ意味がありません。

建築物は複雑なので、設計通り断熱ラインを連続して施工するのはコツが要ります。

そして、グラスウールのような「充填断熱材」の場合は特にです。

施工講習はそのためのものです。








それにしても、2020年全て新築住宅の省エネ適合義務化を目指してこのような講習をしているのですが、確認する方法などまだ決まっていないこともあり、現場サイドでは「どうなるんだ?!」という声が聞こえます。

僕もよく分かりません。

しかし、確認の方法などはともかく、この講習によって省エネ(断熱性能が高いこと)の重要性がだいぶ浸透してきたと思いますので、まあ良いのではないでしょうか。



前にも書きましたが、新築する時、断熱性能を上げるためにお金を使うか、それとも冷暖房などのランニングコストにお金をかけるか?ということです。

さらに、高断熱の方が健康にも良いとか、他にも色々あります。



今設計している住宅は、北海道のレベルを目指しています。

そこまでの高断熱仕様はうちの事務所では初めてなのですが、性能だけでない、いい家にしたいと思います。






スタジオセミナー(次回は11月11日第2土曜日)へのご参加
ご相談もお気軽に 

カタソレのHP
  


240419 新事業

前回からだいぶ間が空いてしまいました。 正月早々地震があって、今度は中東の雲行きが怪しくなって、そしてまだGW前だというのに、夏のような暑い日が出現しています。 先日、七尾まで足を延ばしてみましたが、大倒壊という感じの建物は少ないものの、まだ道路が結構うねっていたりして、地震の凄...