今までいくつか薪ストーブを設置してきましたが、昔仕組みについて本で勉強したことがあるくらいで、最近は選定に際してはクライアントに任せっぱなしです。
久しぶりに勉強?し直さなきゃいけないな!と言うことで、少し大きな専門店に行ってきました。
結論から言えば、最近はおしゃれなメーカー(タイプ)が出てきただけで、基本的な構造諸々はあまり変わっていませんでした。
でもまあ、最近の動向を知ることができたので、行って良かったと思います。
ストーブと一緒にキッチンストーブがいくつか展示してありました。
キッチンストーブとは、簡単に言うと「オーブンが付いているストーブ」です。
ストーブとオーブンが縦に合体したようなタイプや色々あるのですが、カナダの「スイートハート」というメーカーのキッチンストーブに目が止まりました。
薪で調理をすることに特化したストーブです。もちろん暖房はできます。
興味のあるかたはググってみてもらいたいのですが、僕は「もしこれが家にあったら」というのを想像してみました。
寒い朝に起きて、薪を足して火を大きくし、溜めたお湯で顔を洗い、目玉焼きやパンを焼いたり、ウチは最近土鍋でご飯を炊いているのでもちろんそれもOK。シチューなども温められますし保温もできます。もちろんオーブン料理も。
そして、その前はハナ子の特等席です。
調理をすることに特化しているだけあって、温度とかうまく考えられていて、書いたように湯も貯められます。
最近寒いせいでしょうか、「あー!こんなストーブのある生活ができたらなんて幸せなんだろう!」などど思いながら、しばし立ち尽くしてしまいました。
帰り道、居ても立っても居られずに「キッチンストーブのある小屋」のプランをコーヒーを飲みながら考えてしまいました。
僕は物欲はない方だと思うのですが、こんな衝撃は久しぶり。欲しい!と言うか、このキッチンストーブのある冬の暮らしが欲しいのです。
でも、高価ですし、こればかりは家具のようにはいきません。
ストーブだけに熱くなっているとも思います。
でも、「夏になっても欲しかったら本物だな!」などど、お母さんみたいな事を自分自身に言い聞かせながら、今ブログを書いています。
それにしてもこのキッチンストーブ、前にも見ているはずなのです。でも、その時はぜんぜん気にも留めませんでした。
面白いものですね。